2008年10月アーカイブ

以前から欲しいと思っていた小森さんの「日本の岩場」をようやく古本屋でゲットできました。

この手の本はプレミアがついていていることが多く、武藤昭さんの「谷川岳の岩場」などは5万円を越える値段が相場になっていますが、今回この本は1000円で買えてとってもラッキー。

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<表紙>

B5箱入りハードカバーの豪華装丁本。とてもザックに入れて山に持って行く気にはなりません。

もちろん、3年ほど前に買った日本登山体系と同じく古いので、情報自体の信頼度は薄いです。

ただ、この時代の本は、最近のガイド本が広い範囲を網羅し、かつスマートに情報を伝えるということに主眼をおいているのとは対照的に、筆者の息づかいというんでしょうか、自分は山にどう向き合っているのかという想いようなものが伝わってくるような気がしています。

なので、この手の古書を読んだり、昔の人の話を聞くのは大好きです。

まえがきを読んでいても、この本を上梓するにあたり、小森さんがどれほどのこだわりを持っていたかが、びんびん伝わってきます。

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<まえがき1:クリックで拡大>

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<まえがき2:クリックで拡大>

 

収録ルートに関しても、あれもこれも網羅的に載せるのではなく、山域もルートもこれ!というものに絞られてます。

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<目次1:クリックで拡大>

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<目次2:クリックで拡大>

まえがきにも書いてますが、ルート説明に添えられた写真は、光と影にこだわっただけあって、とてもすばらしいす。

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先日谷川で起きた遭難事故の事故調査委員会に出席しました。
事故報告書の作成に向けての、メンバの登攀経歴、装備、各ポイントでの行動判断の根拠や意識などについての意見交換が議論の中心。

この日の議論では、ルート選定、撤退時間の設定、撤退方法の3つで、(結果として)判断を間違えてしまったのかなと感じました。

自分も悩んでいて、まだまだ満足出来ないポイントの一つとして、「登攀における『安全の確保』と『スピード』という相反する項目を一つの山行のなかでいかにバランスさせるか。判断基準をどこに置くか。」があります。

安全を過度に重視する余り、登攀時間が長引けば危険。でも一方では、時間がもったいないからと言って、支点とばしまくって思いっきりランナウトするのも危険だし。安全に帰還するためには、もちろんこれらは両立させなければならないんだけど、両立させるためには3つの選択肢があるのかなと考えてます。

(1)安全マージンを増やす:確実に登れるグレードを上げ、ルートファインディング能力を高める。
(2)スピードのマージンを増やす:登攀スピードを上げ、ビレイ点での無駄な動きをなくす。
(3)両立できなくなりそうな時点で撤退する。

僕自身、まだアルパインクライミングの入り口に立ったばかりで、山行のたびに反省ばかり。
1つ課題が解決すれば、2つ新しい課題が出来てしまう状態。
いつになれば、自分が納得できるクライミングが出来るようになるのかなぁ。
まぁ、あと25年あるし、ゆっくり考えよっかね。

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スイスのワインが手に入りました。

スイスは世界でも五本の指に入るほどのワインの消費国なのですが、国内で生産されるワインの大半を自分たちが飲んでしまうので、輸出に回らないという事情があります。

品質はすっごく良いのですが、このような事情で世界での知名度は低く、日本でもあまり見かけることはありません。

せっかくなので、来週の親子コラボ・鳳凰三山に持って行くことにします。写真はそのワインと、詰め替え用のグランテトラの水筒。そういえばこの水筒、山に持って行くのは久しぶり。

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そういえば、以前、白ワインを奥秩父の八百谷に持って行ったことがありますが、入れ物がプラティパスだったので、「検尿」と言われて、だれも飲んでくれなかったことがあります(笑)。

#実は1万円近くするとっておきのドイツワインだったので、一人で飲んじゃいました。ラッキー!

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今週は月曜からずっと風邪。

月曜日は、発熱で寒け、のちのど激痛、会社休み
火曜日は、のどの痛み、のち鼻水、午後出社
水曜日は、小康状態、例会のため定時上がり
木曜日は、鼻水、のち咳、身体がだるくて定時上がり
金曜日は、ひどい咳、のちひどい鼻水、娘もダウン、会社休み

と、今週は、♪ちゅらちゅらちゅら、ちゅらちゅらちゅらら~、ロシア民謡さながらの一週間でした。

普段はめったなことで風邪引かないのに、今回は風邪の症状を総ナメ、5冠王です。
身体に力が入らない・・・来週はみとさん&こうきくんとの親子コラボ山行なのに、とほほ~。

でも、ここで身体に一気に免疫をつけて、この冬、特に週末(笑)は乗り切ろう!

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毎月第4水曜日は、相模ACの第2例会の日。

今日は「搬出」の勉強会と、10/11~12に起きた谷川・2ルンゼの遭難経緯報告の2つがテーマ。

搬出の勉強会は、実は久しぶりで、だいぶん忘れてしまっていることに愕然としました。搬出などの普段使わない(方が良い)「防御面」の技術は、クライミング技術自体のような「攻撃面」の技術とは異なり、定期的な訓練が必要だと痛感しました。

谷川・2ルンゼの方は、僕も留守宅(在京)本部として、遭難対策の手伝いをさせてもらいました。

2ルンゼは、深く切れ込んだルンゼがチョーかっこ良く、実は僕も狙っていたのでした。なので、ブログや「日本登山体系」、絶版になった「谷川岳の岩場」などで、下調べをしてたところだったので、計画書が出たときは、「先を越された~」って感じでした。もともと谷川・一ノ倉沢でもあまり登られていないルートで、情報も少なめだったので、会の仲間がどんな登攀をするのか、とっても気になってました。

結果としては、ルートは完登したものの、気象条件の悪化のため懸垂下降を決断、しかし、スタックしたロープが回収不能になり、行動不能のためテラスでのビバーク、さらに翌日も雨だったため進退窮まって、救助要請という残念な結果になってしまいました。ただ、ケガもなく無事に下山できたことが何よりも良かったです。

昨日の報告会では、リーダーと関係者からの経過報告と、リーダーへの事実関係の確認が中心でした。詳細は割愛しますが、支点を確実に取っていたことで、当初の計画より登攀時間がかかりすぎたことから、もう少し早めに撤退の判断をすべきだったのではという意見が多かったです。

今回に限らず、遭難時の反省会でいつも感じるのですが、遭難した当事者をいかに攻撃せずに、ニュートラルな立場で危険行為のみを純粋に抽出・反省し、組織の糧とするか・・とても難しいです。

今回の報告書を読みながら、もし仮に自分が同じ日に同ルートに登っていた場合、自分だったらそれぞれの局面でどのような行動をし、いかに判断したか・・・、色々考えさせられました。

今回は、幸いにもリーダの携帯がNTTドコモだったため、パーティと携帯メールでのやりとりが可能だった(メンバのAUは圏外でした)ので迅速な救助体制に移ることができて非常にラッキーでした。

在京(留守宅)本部を担った立場としては、パーティのリーダにメールで細かな質問するも、なかなかこちらの意図通りの答えを返してもらえなかったりと、机上のお勉強どおりにはいかない部分も多くて良い経験をさせてもらいました。

僕も来年は2ルンゼにチャレンジ!パートナー募集しまっす。

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9月号もそうでしたが、やはり「備忘録」のコーナーに目がいってしまいます。

・備忘録―語り残しておきたいことども(11)古川純一

  今月はJCCを設立メンバーの一人、古川純一さんでした。先月登った谷川幽ノ沢・V字状岩壁右ルートや、一ノ倉沢・中央カンテの隣の変形チムニーを眺めながら、これらのルートを50年以上前に初登した古川さんのことを考えていたので、自分的にはタイムリーでした。

 岳人9月号の川村さんの記事もそうでしたが、現状に対して重い言葉を語れるようになるには人一倍の経験と人としての熟成期間が必要なのかなと本気で思ってしまいます。

・教科書に無かった登山

 チーム84の山岸さんの書く、このコーナーも毎月楽しみです。軽妙なタッチで色々勉強になること盛りだくさんです。

 今月は下降方法について。肩がらみ懸垂は大学の頃に良くやりましたが、「ゴボウ下降」というのは初めて聞きました。いかにも恐いので実戦ではあんまり使いたくないですが、こんな方法もあるのかと・・・。カラビナブレーキも、あまり見ない形が紹介されていました。確かに理にかなった素直な方法ですし、セカンドの引き上げにも使えそう(確認してませんので、自己責任で・・・)。

 

以下、東京新聞Webからの目次の引用が続きます。

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 午後の予定が空いたので、ずっと行きたいと思っていた大山北稜を、息子ゆうきと歩いてきました。

大山の北に延びる尾根を大山北稜と一般的に呼んでいるかは知りませんが、大山から三峰山にいたる顕著な長ーい尾根を、煤ヶ谷まで抜けるコース。一部登山道を外れて歩くので、尾根筋のルートファインディングやクサリ場など息子にとっては格好の練習になることを期待。

ちょうど相模ACの訓練山行が同ルートであったので、後を追いかける形になりました。

 

午前中は娘の保育園のママ友達と僕の会社のテニスコートでテニスの練習。その後、大山ケーブル駅に向かい。ケーブルカー経由で11:40下社着。

 

天気が良いせいか、下社からの道は登山客でごった返している。12;50大山山頂着。

大山の麓に住んでいながら、ゆうきが大山山頂を踏んだのは初めて。最初にチャレンジした4歳の時は途中敗退。その後も小学校の行事で何度か機会があったものの、風邪などで参加できずずっと縁がなかった山頂。

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<大山山頂にて>

 

大山からは、猛ダッシュで下る。30人くらいごぼう抜き。

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<走る走る>

 

不動尻にいたる登山道分岐を東に折れずに北に進み続ける(道標には北への案内は無し)。だだっ広い尾根筋で迷いやすい。過去には遭難事件も起きている。

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<道無き尾根を行く>

 

20分ほどで、不動尻からの立派な登山道と合流。大山三峰山をめざす。風化した花崗岩のザレたやせ尾根が所々現れ、クサリ場が続く。

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<写真よりも急で滑りやすい>

 

14:50 三峰山頂着。

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<三峰山山頂にて>

 

熊出没注意で、急にビビリだし、ヤッホーの連続。

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<このへん熊がいるんですよね、実は>

 

1時間1本のバスの時間に遅れそうなことに気づいたらしく、急に猛ダッシュ。

父親はついて行けない。これまでチンタラ歩いていたくせに、極端だなぁ、マッタク。

途中でヤマネ(たぶん)や鹿の親子に会いました。熊には会いませんでした(笑)。

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<バスの時刻に間に合わせるため、猛ダッシュ>

 

ゆうきの猛ダッシュのおかげで、最後のピッチはコースタイムの半分くらい、無理だと思っていたバスの時間の10分前につきました。

急いだ理由を聞いたら、夕ご飯前におにぎりを食べたかったから、だと。

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<無事に10分前にバス停着、おにぎりとともに>

 

残念ながら相模ACのパーティには追いつけませんでしたが、8月以来の息子との登山は良いリフレッシュになりました。

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おーしまさんとJ-wall。奥壁で5.10台の垂壁とスラブで遊ぶ。
連日の仕事疲れか、昼休みにヘロヘロになるまでやってしまったエアロクライム(ジムにある登りのトレーニングができるマシン)のせいなのかわからないが、あんまりモチベーションが上がらなかったなぁ・・

なんか虚しい気持ちでJ-wallを後にしたけど、帰りに立ち寄ったラーメン屋、味噌の金子が、そこそこおいしかったので、プラスマイナスゼロってかんじ。

帰りの車では信号待ちで寝そうになりました。危ない危ない・・・

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長男の小学校のクラスメイトのお父さんが帰宅直前、自宅の目の前でバイクにはねられて亡くなった。飲み会の帰り、タクシーを降車して、道のすぐ反対側にある自宅に帰るために道路を横断した際の事故らしい。

中学校の先生をされていて、地区のバスケットボールの顧問をするなど地域の活動にも積極的に取り組んでいた方だった。ご家族のことを考えるといたたまれない。

今晩、家族でお通夜に行ってきたが、斎場には数え切れないほどの中学生と地域のバスケットボールの小学生などでごった返しており、斎場だけでなく駐車場に入るための車で国道246号まで大渋滞、近隣の路地は完全に交通麻痺状態。結局僕は車を駐車できず、妻と子供だけが1時間以上待った末のお焼香となった。

それだけ慕われていた人だったのだろう。

息子さんは号泣していたという話を、長男から聞いて、自分を振り返らざるを得なくなった。
クライミングでは、常に死の危険と直面しているので、自分としては危険には最大限のアンテナを張って登っているつもり。だが、でも万が一の際に自分の家族はどうなるんだろう、子供の手がまだ離れていない今、親としての責任をどう果たしていけば良いのか等々・・・

多分正解は出ないと思うけど、深く考えさせられた出来事だった。

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おーしまさん、けんじょうさんの三つ峠企画、自治会の会合で参加NGだったのですが、急遽予定が無くなったので、前日の夕方に、CLのおーしまさんにTEL。快くOKしてもらえて急遽行ってきました。

9時に岩場集合とのことだったのですが、裏三つ峠駐車場に着いたのが8:10。捻挫予防のための足首テーピングをして8:20出発。1時間はかかる行程なので絶望的かな・・

2人の家は僕よりも遠くなので多分先には行っていないだろうと思ったけど、もし2人がとっくに着いていてたら、急遽参加させてもらった手前申し訳ないなと思い(&早駆けのトレーニングもかねて)、何とか9時に着くように、山荘まで走って行って見ました。

8:50山荘着。おーやればできるじゃん。駆け下りて8:55岩場着。

神奈川労山のリーダー学校が数パーティ、ガイドの鈴木昇巳さんパーティ、他に4パーティほどで大賑わいでした。リーダー学校は、相模ACから、ふじたさん&おーさわさんが参加。純さんが講師での参加です。

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<大盛況の中央カンテ>

 

予想通り今日のメンバー2人は来ていないけど、知ってる人たちがたくさんいるので、適当に捕まえてダベって待っていると・・・上から「らぁぁぁぁ~く!!」。普段とは違って、かなりせっぱ詰まった声。見ると頭くらいの岩が自分めがけて降ってきた。さすがに慌てて岩側にへばりつく。「ボゴッ」と鈍い音を立てて登山道でバウンドしてさらに下に落ちていきました。

登山道には大きなクレーター状の穴が・・・

特に誰もケガはなくて良かったです。クライマーは自己責任で来ているからまだ良いとしても、もし無防備なハイカーの方に当たったりしたら大変です(もちろんクライマーに当たっても良いわけではないですが・・)。

鈴木昇巳さんのパーティには、いつもブログを読ませていただいているエンジェルフェイスさんに少し挨拶しました。人工の練習をされていました。

と、そんなこんなしてるうちに、おーしま&けんじょう、2人のアニキが到着。

天気予報が外れたことを喜び合いながら、今日のルートの相談。

今週はずっと晴れていたので、いつも濡れていて登れないことの多い亀ルートが比較的乾いているってことで、亀に決定。

亀ルートはずっと行きたかったけど、機会に恵まれていなかったルート。

1P目(けんじょう)

中央カンテのルートから取り付き、第1バンドを左にトラバースしたところにあるピンが亀ルートの取り付き。上に立木テラスの名前の由来とおぼしき1本の木があるのでわかりやすい。

 

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<取り付きに向かうけんじょうさん>

 

2P目(たけのうち)

テラス下、左のクラックが取り付き。ここが実質的な1P目になる。人気ルートにしてはコケ類がへばりついていて汚い。シュリンゲが2本下がっている。クラックの弱点をついて登るが気持ちに負けたのか、無意識のうちに足をA0してしまう。立木テラスでビレイ。

後続のリーダ学校のパーティは全部フリーで登ってきて、ひどく後悔・・・

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<後続のリーダ学校ふじたさんたち>

 

3P目(おーしま)

立木テラスから左上。トポでは八寸バンド抜けるまで一気に行くことになっていたが、ロープの流れを考えて八寸バンド手前で切る。

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<リード中のおーしまさん>

 

4P目(けんじょう)

本ルートのハイライト。八寸バンドはウワサ通り高度感満点。ホールドがところどころ微妙に甘くて登り応えがある。3人でのトラバースはロープのかけ方一つでフォローが危険になることがあるので、ロープのかけ方に注意。

あともう1ピッチあるけど、ビレイ点には立派な懸垂ポイントがある。後続の人の話だと、この後は草つきだらけでザレているので、ここでやめる人も多いとのこと。

我々は完登すべく頂上登頂をめざしてさらに階段フェースを左上することに。

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<八寸バンドをトラバース中のおーしまさん(右)>

 

5P目(おーしま)

全員がリードしたので、次はじゃんけん。負けた人がリード。(えぇ、普通逆だろって言うツッコミは覚悟してますよ・・・) 階段状を登り、凹角手前の木々の中でビレイ。

 

6P目(おーしま)

どこを登るか迷うところ、というか、当初はこのビレイ点まできたのが正しいかったのかも疑問だったが、左の凹角が登れそうだったので、リーダおーしまさんが「リーダ責任で登る」と、リード。結果的にはあっていた。

下の方の1手&1足がビミョー。おーしまさんはナッツで支点を取っていた。その後は階段登りでハング状の岩の手前でビレイ。正面のハング岩も、登れそうだったが、左に踏み跡があったので、ここで終了とする。

尾根筋をめざして数分で三つ峠山頂。ここで握手。

何回も来ているが山頂に来たのは初めて。

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<三つ峠山頂にて>

 

せっかくなので、天狗の踊り場まで行くことに。ハイカーが入らないようにクサリが張ってあるが、それを乗り越えて良く踏まれた踏み跡に入る。数分で踊り場到着。

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<天狗の踊り場にて>

 

 

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<脩ハーケン>

 

この辺で雨が降ってきた。通常は正面右の岩場をクライムダウンするところだが、念のため懸垂で下りる。

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<踊り場には良い懸垂ポイントがある>

 

50m、第3バンドを右に行って50mで第1バンドまで。左に行って25mで下まで。 

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<雨の中の懸垂>

 

荷物は豪快に広げておいたので、あ~ビッショリだろうなと思いながら、取り付きに戻ると、靴が裏返して置いてあり、ザックやロープバッグで、濡れないようにしておいてくれていた。会の仲間かな~。感謝~!

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<取り付きに戻ってきてマッタリと>

 

3人でダベリながらアプローチの林道を下り、16:30駐車場着。

雨の予報でしたが、なんとか天気がもってくれて、ラッキーな1日でした。

おーしまさん&けんじょうさん、ありがとうございました!

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朝に急に思い立って相模ACの掲示板に今晩のストマジ行きを書き込んだところ
けんじょうさんがつき合ってくれることに。

室内壁は9/7のノーズ以来なので、実に1ヶ月ぶり。どおりで上手くならないわけだよ・・・

今日は10台前半のルーフで軽くアップするはずが、2本目の10bルーフで悪あがきしすぎて手が終わり、アップアップに・・・

再奥の凹角ハングやどっかぶりボルダーで見城さんと遊んで、手がパンプしたところでスラブ壁に新しくできた10bを登って終わり。

クライミングって本当に続けないとすぐにグレード落ちちゃうよね・・・ハァ。

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タバコをやめて今日で6年になりました。

禁煙直後は、頭が全く回転しなくて、とても仕事にならず、思い切って仕事を休んで子供達とディズニーランドへ行きました。

禁煙して1~2年の間は、ちょくちょく吸いたくなることもありましたが、いまでは逆に匂いが全くダメになってしまったので、もう一生タバコをすうことはないでしょう。

実は、この日は相模ACに入会した日でもあります。

20代~30代前半は絵に描いたようなモーレツ企業戦士で、ピークの2年間は1日20時間労働が続きました。家族とはこの前いつ会ったっけかな?という状態。

当時は、健康には全く不安がなかったので、精神的・体力的には問題なかったのですが、ふと、そんな生活を続ける自分に疑問を持つようになって、しばらく休んでいた山に登ろうと。

選んだのは八ヶ岳の縦走。テントを背負って、夏沢峠〜硫黄、一旦本沢温泉に下り、登り返して、横岳~赤岳~真教寺尾根を辿るコース。

1泊ならまぁ余裕の行程のはず・・・が、喫煙で持久力が落ちていたせいか、赤岳への登りはまさに牛歩状態。5~10分登ってはタバコを1本吸いながら、息も絶え絶えになんとか美しヶ森まで帰り着いたというていたらく。あまりのヘタレぶりに、楽観的な関西系O型人間の僕も、さすがに凹みました。

これほど情けない山行は後にも先にもなく、これでタバコとサヨナラする決心をし、さらにもっと技術を高めたくて相模ACの門を叩きました。

子供も小さく、会社での期待される役割も大きくなってきているので、精力的にバリバリ登攀活動、というわけにはいかず、不良クライマー化していますが、自分のペースでこれからも続けて行ければ良いかなと思ってます。

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プロフィール

  • 神奈川県・広沢寺の岩場から約10分の所に住む、関西系O型39歳。
  • バリエーションを志し、相模ACの門を叩く。1男1女パパで家族サービスとの両立が目下の悩み。

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