縦走・ピークハント: 2008年10月アーカイブ

 午後の予定が空いたので、ずっと行きたいと思っていた大山北稜を、息子ゆうきと歩いてきました。

大山の北に延びる尾根を大山北稜と一般的に呼んでいるかは知りませんが、大山から三峰山にいたる顕著な長ーい尾根を、煤ヶ谷まで抜けるコース。一部登山道を外れて歩くので、尾根筋のルートファインディングやクサリ場など息子にとっては格好の練習になることを期待。

ちょうど相模ACの訓練山行が同ルートであったので、後を追いかける形になりました。

 

午前中は娘の保育園のママ友達と僕の会社のテニスコートでテニスの練習。その後、大山ケーブル駅に向かい。ケーブルカー経由で11:40下社着。

 

天気が良いせいか、下社からの道は登山客でごった返している。12;50大山山頂着。

大山の麓に住んでいながら、ゆうきが大山山頂を踏んだのは初めて。最初にチャレンジした4歳の時は途中敗退。その後も小学校の行事で何度か機会があったものの、風邪などで参加できずずっと縁がなかった山頂。

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<大山山頂にて>

 

大山からは、猛ダッシュで下る。30人くらいごぼう抜き。

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<走る走る>

 

不動尻にいたる登山道分岐を東に折れずに北に進み続ける(道標には北への案内は無し)。だだっ広い尾根筋で迷いやすい。過去には遭難事件も起きている。

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<道無き尾根を行く>

 

20分ほどで、不動尻からの立派な登山道と合流。大山三峰山をめざす。風化した花崗岩のザレたやせ尾根が所々現れ、クサリ場が続く。

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<写真よりも急で滑りやすい>

 

14:50 三峰山頂着。

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<三峰山山頂にて>

 

熊出没注意で、急にビビリだし、ヤッホーの連続。

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<このへん熊がいるんですよね、実は>

 

1時間1本のバスの時間に遅れそうなことに気づいたらしく、急に猛ダッシュ。

父親はついて行けない。これまでチンタラ歩いていたくせに、極端だなぁ、マッタク。

途中でヤマネ(たぶん)や鹿の親子に会いました。熊には会いませんでした(笑)。

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<バスの時刻に間に合わせるため、猛ダッシュ>

 

ゆうきの猛ダッシュのおかげで、最後のピッチはコースタイムの半分くらい、無理だと思っていたバスの時間の10分前につきました。

急いだ理由を聞いたら、夕ご飯前におにぎりを食べたかったから、だと。

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<無事に10分前にバス停着、おにぎりとともに>

 

残念ながら相模ACのパーティには追いつけませんでしたが、8月以来の息子との登山は良いリフレッシュになりました。

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