沢登り: 2004年5月アーカイブ

4月にあった会の沢始めは残念ながら参加できなかったので、おおはしさんと石川さんに葛葉川本谷を付き合ってもらった。
入渓点の葛葉の泉は場所がわかりにくいため、アプローチ敗退も多いと聞くが、我が家は子供の水遊びのために良く通っている勝手知ったる道、伊勢原から30分弱で余裕の到着。時間はたっぷりあるのでのんびり準備して出発。今日の入渓者は僕らのほかには、男女2名の1組だけのようだ。
堰堤を越えるとすぐに最初の小滝に着いた。昨夏は子供とこの釜に通ったなぁと思いつつ前進。次々と現れる小滝をジャバジャバと越して行く。
横向きの滝ではおおはしさんは手際よくあっという間に登る。取り付き部分がぬめっていて少しビビるものの、水流の中にホールドを求めると意外に簡単だ。
水遊びを楽しむが、板立ての滝だけは、「高校生風若者が大岩を抱えたまま釜に落ちた」というおおはしさんの目撃談に脅され、右の乾いた壁に取り付く。
その後も曲がり滝など、次々に現れる滝はどれも個性的で直登出来て楽しい。夢中になって遡り、最後の富士形の滝へ。
大休止の後、富士の滝を楽しみ、残りを詰めていくと、左右から入り込む枝沢が次第に目立つようになり、12:30頃に源頭部へ。ガレから左の踏み跡をたどり、休みながら三ノ塔尾根の登山道に出ると、5分くらいで三ノ塔頂上に到着。ここでのんびりと変身した後、今日の沢を右手に見ながら二ノ塔尾根(意外に良い道)を経由して、湧水目当ての人々であふれかえる葛葉の泉に到着。
おおはしさん、石川さん、楽しい1日をありがとうございました。

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