岳人1月号の巻頭カラーに僕の記事を載せてもらえたので、岳人の1月号を一足早く届けてもらいました。

仙丈岳の表紙が美しいです。

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 巻頭カラーの第1特集は、岳人がおすすめする四季それぞれの山々の紹介。
この特集の「冬」バージョンの一つが仙丈岳で、そのガイド記事を書きました。

 

ふざけまくった、このブログとは違って、ちょいとマジメに書いたつもりなんですが、あの「サバイバル! - 人はズルなしで生きられるのか」の服部文祥さんの味のある文章と並べて掲載していただいているので、自分の文章力のなさが際だってしまってますが、まぁこれは実力の差と、あきらめるしかないです・・・

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また、第2特集の「富士登山のススメ」の内容がとても充実しています。
夏の富士山は、うんざりですが、時季外れ?の富士山には折を見て、また行ってみたいですね。

「教科書になかった登山」の山岸さんの軽量化論もナットクでした!

 

残りの記事は、キリンから新発売のビアショコラをグビグビ飲みながら、じっくり読みますね~

 

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以下、東京新聞Webからの目次の引用が続きます。

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今年も雪訓の季節がやってきました。今回は総勢18人の参加。こんなに多いのは久しぶりです。

18人を4班に分けて、中堅が各班の講師、ベテランがサポートという体制です。
僕はそのうちの1つの班の講師をつとめました。サポートはしずこさんです。もう、大船に乗った気分です。
さらに、うちの班には新人のおきつくんが入っています。鍛えがいがありそう(笑)。

 

前日23時に谷川ロープウェイの駐車場入り。

既にほとんどのメンバーが揃っていて大宴会中。プレミアムモルツ3L分を差し入れるものの、あっという間に消費。1:30就寝。

 

5:30起床。昨日の酒が残りまくり。ぼんやりした頭で朝飯をかきこみ、急いで準備。
げ、ピッケル忘れた・・・訓練じゃなければ敗退だね。深く反省・・・

 

始発に乗って天神平へ。ロープウェイ駅を出て右手が谷川岳方面。
その途中にあるだだっ広い急斜面が今日の目的地。

 

目の前の雪壁50度くらい?をキックステップで登る。朝一にはなかなか堪えるが、訓練なので巻かずに厳しく行きます。

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<頑張れ期待の新人>

 

アイゼン無しのつぼ足歩行のあと、ピッケルでの滑落停止。

場所を上部に変えて、スタンディングアックスビレイと肩がらみ&腰がらみビレイ。

スノーボラードを作ったりと色々と遊びました。

例年、スタンディングアックスビレイは、アックスをセットしたまた全員が交代で練習していたんですが、これに疑問を感じていたので、今年は一からアックスをセットするところから練習しました。自分できっちりできないと、訓練の意味ないですもんね。

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<スノーボラードで腰がらみビレイです>

 

確実な支点が取れないことも多いので、流しながら止めます。 

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<うっひょ~、みんな先を切って滑落者になりたがります>

 

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<5年ぶりに参加のベテランクライマー、しずこさん>

 

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<隣のはせがわ班も、腰がらみビレイの練習中>

 

スノーバーやデッドマンの支点取り、これらがない場合を想定しての「手元にあるモノ」での支点取りの練習をしたあと、しずこさんの提案で実践演習。

コンテで登っていたところ、危ない箇所でフォローの人間がスタカットを希望した場合に、即座にスタンディングアックスビレイに切り替える練習。皆なかなか手こずりますが、一人称での練習は身に付き方が違います。

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<コンテからスタカットの切り替え練習>

 

12時には一通りの練習が終わったので、天神尾根に上がって昼食休憩です。
谷川や白毛門など360度の展望です。

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<この季節にこんな快晴の谷川岳が拝めるなんて、夢のようです>


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<天神尾根の稜線に上がってまったり昼食>


昼食後は、リフト乗り場付近の雪原にて、ビーコン探しの練習です。

毎年やっていますが、なかなか難しいです。

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<双耳峰をバックに>

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<ビーコン探し大会>

 

早く終わった長谷川班は、なんと朝日新聞の取材を受けているではないですか!!

こんな記事で笑ってしまいましたが・・・

 

他の班の下山を待って、全員で記念撮影して解散しました。

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<全員で記念撮影>

たった半日の訓練でしたが、なかなか充実しました。

 

総合リーダのえびすさん、とりまとめお疲れさまでした。

 

 

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八ヶ岳2日目です。

 

前の晩から断続的に突風と雪が天幕をたたき続けるなか、3:30起床。

トイレに起きるとしんしんと雪が・・・

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鉱泉から硫黄に向かうトレースも完全に消えてしまっています。

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今日は、長年狙っていた某ルートをようやく攻略できるか・・・と思いきや、この雪で風も強いので、某ルートは厳しいと判断、代替として、石尊稜に行くことに決めました。

5:30赤岳鉱泉発。

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中山乗越に向かって10分ほど歩き、鉄の橋を渡ってすぐ、開けたところから登山道が森に入る直前の沢に入ります。

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沢をひたすらラッセル。膝くらいかな。

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最初の顕著な二俣を右、次の二俣は左の三叉峰ルンゼに入りました。

ほぼ垂直なルンゼをダブルアックスを駆使して駆け上がると取り付き着。

狭いリッジを下部岩壁まで。コンテでも行けそうだけど一応スタカットで。

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下部岩壁(けんじょうさん)

下から見ていると緩傾斜で余裕そうに見えるんだけど、けんじょうさん苦戦。気休めのチタンハーケンを打って突破。

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<下部岩壁中央をリードするけんじょうさん> 

 

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<11月なのに雪多すぎ・・>

 

フォローしてみてけんじょうさんが苦戦していたのをチョー納得。

凹角の抜け口がかなりシブイ。雪のためホールドも甘く、抜け口の一歩が思い切れない・・・

けんじょうさんの打ったハーケンでチョンボしようと手をかけたら、やはりスポッ。緩斜面なので全体重をかけてたら、ケガしているところでした。

チョンボ禁止との神のお告げにしょうがなく(かろうじて)フリーで突破。

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<下部岩壁をフォローする僕>

 

岩壁を過ぎるときれいな雪稜をコンテで進みます。やっぱコンテは早い。あっという間に、上部岩壁取り付きに到着しちゃいます。

左からコールが聞こえます。小同心クラックのようです。赤岳鉱泉にはクライマーが大勢いたにもかかわらず、今日のこの状況のなかで、横岳西壁にいる変態パーティは、我々とその小同心パーティのみのようですね。 

上部岩壁をマタギさんが凹角からから抜けて、その後の簡単な凍った草付を僕がリッジまでリードして上部岩壁終了。

 あとは氷化したガリー沿いに石尊峰まで駆け上がり堅く握手。

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<石尊峰にて>

 

凍ったまつげが重いです。

だけど、もっと悲惨なお方が、下の写真の左下に写ってます。

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拡大すると・・・地蔵岳のお地蔵さんです。わかります?

顔からエビのしっぽが生えています。かなり悲惨す。

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<地蔵のお地蔵さん>

笠地蔵のオジイみたく、ゴアの雨具でも着せてあげれば、今頃我が家も食べ物で一杯だったのでしょうが、このときはそこまで気が回りませんでした。

 

地蔵尾根を駆け下りて、登山道から石尊稜への分岐まで戻ってきたところで、夕焼けに映える大同心が!残念ながら、コンパクトデジカメでは上手く撮れませんでしたが、実際には青空にきれいなオレンジで浮かび上がっていました。

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<夕焼けのなかの大同心>

 

16:00鉱泉着。残業しているテントは我々と小同心パーティのみ。

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朝ご飯の残りを温め直して食べていると、隣のパーティも帰還してきた様子。
ガチャの受け渡しを済ませてテントをたたみ、17:00鉱泉を発ちます。

もうあたりは薄暗く、ヘッデン下山です。
3人とも疲れていたのですが、早く下りたい一心で、3人とも無言。
やまのこ村まで1時間で一気に駆け下りました。

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<やまのこ村にて>

 

今回は、足の揃ったパーティだったので、かなり欲張った行動ができました。
僕の計画に快くつきあってくれたメンバーに感謝感謝です。 

某ルート、来年リベンジしますよ!

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最近のガイドブックには載っていない某ルートをめざして八ヶ岳に行ってきました。

そのルートは地形上から年を越してしまうと風が強くなって登れなくなってしまうので、年内にチャレンジする計画を立てました。

実は、3年前にも狙っていたのですが、僕がインフルエンザで倒れてしまい中止・・・

リベンジにつき合ってくれたのは、マタギさんとけんじょうさん。
足の揃ったベテラン2人を差し置いてのリーダーに、準備段階から少々緊張気味です・・・

結果的には、今回も目的のルートには行けず、某ルートは次回以降の宿題になってしまいましたが、充実した山行になりました。

 

20時マタギ宅着。マタギ号で、途中けんじょうさんをピックアップして小淵沢の道の駅へ。道の駅では、すでに先客がトイレ横の一番いい場所を取っていたので、我々は売店横の軒下に幕営。

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<小淵沢・道の駅>


翌日4:00起床、5:00出発。車内で山談義に盛り上がりすぎて富士見への左折を見落として回り道してしまい、やまのこ村着は6時過ぎに・・・

6:30美濃戸出発。30分ほど予定を遅れてしまいました。でも今回のメンバは体力組なので大丈夫です。

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<本日の行き先、大同心は雪べったりです

 

25kg位のザックなのに、空身が如くバンバン飛ばします。手加減ナシ、2時間で赤岳鉱泉到着です。

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<赤岳鉱泉アイスキャンディ>

 

テント設営、登攀準備をして9:20鉱泉発。大同心稜経由で大同心へ。
小屋から2分ほどで、「ここは大同心沢。入ってはいけませんよ」という看板がかかったトラロープ。丁寧な道標に感謝しながら、遠慮無くトラロープをくぐらせていただきまっす。

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<登山道脇のトラロープ>

 

ご丁寧にもう1箇所。トラロープ。いよいよ大同心稜。

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<大同心沢から大同心稜に乗り上げるところにさらにトラロープ>

 

今日は誰も登っていないようで、スネ~ヒザ下くらいまでのラッセルで急登が続きます。

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<青空が広がります>

 

ラッセルが予想以上にきつく、2時間歩きましたが、まだ着きません。
大同心はすぐそこなんですがね・・・

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<大同心をバックに。武者震いがします>

 

右のスカイラインが今日のルート、大同心南稜です。

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<真っ白の大同心>

 

11:30ようやく南稜取り付き着。
うーん。大同心の撤退リミットは14:00にしたいけど、上まで抜けられるかな・・

 

1P目(たけちゃん)

壁はベルグラがベッタリ。雪がなければガバばかりなんでしょうが、この雪で微妙なスラブに変身していて、ビミョ~。

途中のピナクルでかろうじてシュリンゲの支点がかろうじて取れました。それが無ければノーピンでした。

いかにも「ここでビレイして下さい」というテラスで。支点を作って、2人を引き上げ。 

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<1P目をリードする僕>

 

2P目(マタギさん)

気温は-10℃弱くらいで大したことはないのですが、風が非常に強く、体感的には-20~-25℃くらいでした。

2P目はどこがルートか、初見では悩ましいです。中央の顕著な凹角があったのでマタギさんがリード。条件が悪いので、かなり厳しそうです。

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<2P目リードのマタギさん>

 

上に抜けたところでビレイステーション発見。フォロー組は、マタギさんの抜けた凹角を避けて、思いっきり右から回り込んでビレイステーションへ。

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<2P目ビレイ中のけんじょうさん>

 

3P目に進んでドーム基部まで行くか悩ましいところですが、この時点で13:00。

懸垂にかかる時間と、翌日の行動を考え、ここで終了の判断。大体ルートはわかったので、またチャレンジしに来ます。

 

早速、取り付きまで、懸垂下降です。

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<1P目右の緩い傾斜部分を懸垂下降>

 

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<国籍不明の怪しいシェルパ。てゆうか、阿弥陀をバックに僕>

 

せっかくなので、大同心の基部から各ルートの取り付き確認をし、もと来た大同心稜を下山。

今日は我々の他には、小同心クラックを登っていた1パーティのみで、静かな登攀が楽しめました。

 

下りは、快調に1時間ほどで鉱泉へ(14:30)。鉱泉は、クライマーや登山者でごった返していました。

隣のテントのパーティは翌日大同心雲稜を登るとのこと。

 

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<大同心稜を下る>

帰ったら早速大宴会。夜は、けんじょうさん特製の巾着入りキムチ鍋でまた大宴会。

翌日は3時半起きを約束して、早々に就寝。
 

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およそ2年前の2007年1月、八ヶ岳阿弥陀岳登攀中に靴紐の締めすぎによる血行不良で凍傷を患いました。

 下山後、すぐに温泉で凍った指を解凍し、翌日は白髭橋病院の金田先生に受診、できる限りのことをしたのですが、夏頃まで足指の感覚が無い状態が続きました。

いまだに違和感は残っており、一番ひどかった両足親指の二本は、いまだに冷えると痛みが走ることがあります。最近急に寒くなったので、気休めにヒルドイドという薬を塗っています。

このヒルドイド、血行を良くする作用があり凍傷予防にも役立つので、以前から愛用しています。数年前まであった「14g入りチューブ」がどうやら廃番になっちゃったようで、最近は20gが最低量ですね。(多くても値段高くなるし、多くても使い切れないんだよね~)近所のドラッグストアで買えるほどポピュラーです。

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<2年前に賞味期限切れてますが、まだまだ現役す> 

今週末から2年ぶりに冬の八ヶ岳に入ります。

指先が冷えると痛むので、今回秘密兵器として靴下用カイロを試してみようかと思っています。もし良さげであれば、後日レポートします。

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この三連休は、年内唯一のオフ。これ以降は予定がびっしりなのだ。

なので、朝はインフルエンザの予防接種に行き、昼間は年越しの大掃除第一弾。夕方は、冬山&家族スキーに向けて、車のタイヤをスタッドレスに交換。

このところ、腹筋&背筋のトレーニングができていないので久々に腰痛が再発しそうな気配。慌てて、腹筋・背筋を始める。

という、ヒジョーにわかりやすい場当たりライフを送っています。

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数々のエクストリームなスポーツにも挑戦している子供達(自称・子供も含む)に大人気のガチャピンが、なんと、ヒマラヤ・ヤラピーク(5,520メートル)の登頂に成功です。ソフトバンクモバイルのCMでの白戸家のとぼけたお兄ちゃん"予想GUY"のダンテ君も一緒です。

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ヤラピークはヒマラヤ入門ルートとは言われていますが、すごい!

三つ峠に登ったときもすごいとおもいましたが、ガチャピン、恐竜の赤ちゃんなのに、かなりのアスリートすね。

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これからも、ガンバ!

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久しぶりのストマジ。当然戦果ゼロ。

悲しいけど、受け入れなければならない事実なんだよな・・・

 

10bのルーフを2本、新しく入れ替わったボルダーで5~6級程度の課題を何本か。

登れないとモチがあがらず、半分くらいはダベって過ごしてしまいました・・・

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プレミアムモルツ黒で自分へのなぐさめに。

実は11/25(火)からの数量限定発売ですが、フライングする店を知っているので、一足お先に。

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 って、ザックの話です。

北岳バットレス4尾根に行った時のこと。

白根御池小屋でテントを張って、翌日の登攀用具や装備、食料をサブザックに詰めてフライシートの下に置いておいたら、夜中に耳元で「ガジッ、ガジッ」。寝ぼけていて、なんのことかわからず、そのまま放っておいたのですが、朝になってビックリ。

自分のサブザックの雨ぶたに穴が!!

そう、行動食のクッキーとナッツを雨ぶたに入れておいたんだよね・・・
自分のおっちょこちょいに悲しくなります・・・

 

ちなみに目撃したわけでは無いので、ネズミかどうかは不明。
ヤマネかもしれないし、新種の生物かもしれません。

まぁ、おバカな話はおいておいて・・・


そのサブザック、モンベルのバランスライト30なんですが、これまでも苦楽をともにした愛着のあるザックなので、みなとみらいのモンベルに修理に出しました。

以前、アイスクライミング中にアイゼンに引っかけて破ってしまったドロワットパンツの修理の時に、モンベルの修理技術とセンスの良さに感動し、全幅の信頼をおいているので、今回も完全にお任せ。


10日位で修理から帰ってきました。修理代は税抜き1500円。

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今回も上のような感じできれいに直ってきました。仕上がりも価格も大満足です。

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4歳になる娘のあいりを、海老名の室内壁でデビューさせちゃいました。

え、海老名にジムってあったっけ?

 

そうなんです。ジムではないんですが・・・

 

ファンタジーキッズリゾートという室内の遊び場に行ってきました。

本当は東京ディズニーリゾートに行くはずだったんですが、あいにくの雨予報だったので・・・

 

ここの壁は片山右京さんがプロデュースしています。

まず、あいりはは80度くらいのスラブ壁からチャレンジです。

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一応ルーフもあります。

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クライミングシューズの代わりにスクール上履きを履かされます。

あいりはハイステップで重心移動の練習。左足を上手に切ってます。

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と、クライミングを堪能したところで・・・

 

ここは基本、遊び場なんで、

他の遊具に目移り。

 

ふわふわ滑り台。

 

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ゆうきがあいりの面倒を見てくれるので、親はとてもラクです。

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疲れた親達のための寝椅子。パパママ、ガンバ!

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好きなドレスを着て写真を撮れるスペースもあります。

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結局、子供達がヘロヘロになるまで、5時間くらい遊んできました。

子供達に勝手に遊んでくれたので、ボクは某誌の原稿書きに専念できました。

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冬壁に向けて、ヒルシーズンの終わった広沢寺でアイゼントレをしてきました。

前日の晩にマタギさんが「広沢寺の山行計画書を会に提出しておいたから、都合付いたら来てね」とメールが。こういう何気ない配慮って、とっても嬉しい。もともと、参加できないはずだったのが、カミさんの配慮で当日朝OKに。残った家事を済ませて少し遅れて参加。

11月はアイゼントレ。同じことを考えている人は多いので、こんなに激混みです。

下も激混み。

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上も激混み。

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到着したら、マタギさんとけんじょうさんがちょうど2本登ったところで、駆けつけ一本、まずは中央右ルートをアイゼンでリード。久々なので緊張する。基本を思い出しながら一歩一歩かみしめながら高度を稼ぐ。

 

その後は、バピヨン(10b)をトップロープで遊ぶ。まずはマタギさんチャレンジ!

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お次はボク。核心部のホールドを取る直前。楽しいルートでした。

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この日は、我々のマタギ、けんじょう、たけのうちパーティの他に、さわどん、いとう、おきつパーティ、しいや親子パーティ、元相模ACのふくしま、みやざきパーティと、関係者だけでも10人。

やっぱ広沢寺は、我らがホームグラウンド!

 

さわどんパーティは時間差昼食。相模ACの新人、おきつくんは元気元気!

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何でもスマートにこなす、けんじょうさん。パピヨン中央にチャレンジ中。

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元相模ACのふくしまさん。振り分け懸垂がしぶい。

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新人おきつ。マルチでの初リード。さわどん指導のもとで、支点工作も初チャレンジ。

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心配そうに眺める、さわどん師匠と、いとーさん。

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さわどんさん、アイゼンでフォロー。安定している。

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左端のルートをアイゼンでリードするマタギさん。その後ボクとけんじょうさん、さわどんさんが、アイゼンをはいてトップロープ。

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14時過ぎから雨が降ってきました。けんじょうさんとナバロン右の小ハング乗っ越し人工ルート(A1)で遊ぶ。

 

雨が降ってくると、クモの子を散らすように、誰もいなくなってしまいました。
人がいなくなって、あらためて見ると岩に映える紅葉が美しいです。

 

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今晩は、労働組合の役員時代にお世話になった組合幹部の方の退職記念で、会社のトップ層以下、総勢200人を集めてのパーティ。幹事だったので早めに会場に向かうが、その途中で新宿西口のICI石井スポーツにトラバース。

 ゴア・ウィンドストッパーの帽子や、BDの軽量カラビナ・オズ&マムートのダイニーマシュリンゲなどを調達しました。

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家に帰ったら、10%OFFの岳人祭の案内DMがタイミング良く来ていて、ちょびっとショック・・・

 

BDのオズとダイニーマシュリンゲで作ったアルパインヌンチャクは信じられないくらい軽いです。

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上の写真の右は普段使っているBlackDiamondのニュートリノとロープシュリンゲで作ったカラビナ、左は今回のBDのオズとMAMMUTのダイニーマシュリンゲです。

 

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103gでも驚きの軽さなんですが・・・

 

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な、なんと74g!!

約30gも軽いです。10本で300g。

缶ビール約1本分です。結局ビールに換算するのね・・・

軽量化オタクではないですが、特に冬は重くなるので、1kg違えば腰に来る負担の差を実感できます。また3kgも違えば確実にスピードに影響してきますので、意識して軽量化に取り組んでいます。

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ボクが所属している相模アルパインクラブでは、冬山に入るための条件として、男25kg、女20kg以上を担いで小田急鶴巻温泉駅(標高18m)から大山山頂(1252m)までの、累積標高差約2600m、水平距離13.5kmを歩くことになっています。

毎年山頂直下では意識もうろうとなっちゃう、とっても辛い山行ですが、身体を冬山モードの切り替えるにはちょうど良いイベントになっています。

今年は息子のゆうきも連れて行きました。

朝8時前、鶴巻温泉駅のトイレ前に集合。50kgまで計れるバネばかり(ボクの個人装備)で、全員のザックの計量です。

例年体調不良等で、軽めの方が何人かいるのですが、今回は全員が規定以上の重さをボッカ。ボクも計量では25kgジャスト、1kgのバネばかりを加えて26kg程度の荷物でスタート。

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<小田急線鶴巻温泉駅での計量シーン>

 

8:15出発。

善波峠までの約30分が最初の核心部。歩き出しで身体が慣れないので、滝のような汗。荷物の軽いゆうきだけがハイテンション。9:05善波峠着。

ほぼ空身に近いハイカー集団と抜きつ抜かれつ、10:20高取山着。すれ違う人のヒソヒソ声が聞こえる。巨大なザックに荷物をパンパンに詰めた集団がハイキングコースを黙々と歩く姿は、やっぱ異様に映るよね。

11:20中間地点の蓑毛越着。

実は毎回ここまでのタイムを計っていて、その年の自分のバロメータとしてます。今回は3時間5分。今までの最高タイムだったですが、今年も目標だった3時間を切ることはできませんでした。かなり悔しいですが、歳を重ねているのに、タイム自体は縮まっているので、まぁ良しとするしかないか・・・

来年こそはサブスリー!

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<蓑毛越えにて>

 

蓑毛越えで昼食休憩。滝のような汗が風で冷やされて寒い。1時間ほど後続を待つが全員は来なさそうなので、12:10出発。

これからの600mの登りが本当の核心部。これから山頂までは急登が続く。どんどん足取りが重くなるのが分かる。毎年足がつる人続出。

自分もその一人で、1年に1日、この日だけ、足がつります。

最後はヘロヘロの牛歩になりながらも、とりあえずトップ集団で13:30大山山頂着。なんとか30代のメンツを死守・・・。

でもベテラン会員のみなさんは、40~60代にもかかわらず、ほぼ全員がトップから30分以内のにゴール。さすが!

新人の皆さんもベテランに負けないよう、冬山に向けてトレーニングを重ねて欲しいです。

 

山頂はあいにくの小雨で、全身汗だくになっているため、とっても寒かったです。そんな状況をちゃんと予想してくれているえびすさんがキノコ汁を作ってくれました!冷えた身体には本当においしかったです。

こういうところまで気が回る人って、本当に尊敬でう。(自分には絶対にできないもんね・・・)

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<超豪華キノコ汁>

 

約1時間半遅れで最後尾が到着。キノコ汁で暖まって全員で記念撮影!

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<全員で記念撮影>

 

今回のボッカで、冬に向け一気に気合いが入ってきました。

ゆうきも、2週連続だったせいか、スタスタ歩けました。

 

フルサイズの写真のダウンロードはこちらです。
(2008/12/12までの限定公開です。)

 

終了後は、伊勢原駅南口の「さくら水産」で懇親会。
来年のアルパインクライミングの計画などで盛り上がりました。

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息子のゆうき(5年生)と、心優しく穏やかに生きるのみとぴーさん、息子さんのこうき君(4年生)の4人での鳳凰三山珍道中、2日目です。

朝4時起床。外に出ていみると、満点の星空。

風が強い。テン場は樹林帯のなかなので問題ないが、稜線はかなりの強風が予想される。2004年1月の仙丈岳の時には稜線上で身体が宙に浮いて飛ばされたことがあるので、体重の軽い子供達が少し気がかり。

朝食は、昨晩の残り汁をつかってうどん。おいしかった~。

 

起床から出発まで2時間。ちょっと時間かかりすぎだけど、子連れなので、まぁこんなもんかなぁ。

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稜線は風が強い。巨岩帯なので、岩の裏で風よけ。
花崗岩が風化してできた、白くて明るい登山道はとても気持ちが良い。

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森林限界を超えると、さらに風が強くなって来た。風速は大体15m/sくらいか。大人は単に風が強くて寒い程度だけど、子供達にはちょっときつい風。ストックを渡し、耐風姿勢を教える。

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寒いけど、みんな元気いっぱい。ノリノリ~。

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振り返ると富士山がくっきり。

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手袋も冬用のものをしないとちょっときついです。

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7:30、薬師小屋到着。稜線上にあるけど、全く風が来ない絶妙な場所。

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7:50、だだっ広い山頂の薬師岳着。
ガスっていたりホワイトアウトしていると迷いやすそう。

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白根三山がきれい。北岳バットレスの各尾根がくっきり見える。

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巨岩帯が続きます。子供達もガンバ!

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程なく観音岳到着(8:30)。この強風で子供達を連れているのを見て、驚かれます。
「家族で良いわねぇ」
「・・・偽家族なんです。」
説明に苦慮(笑)。

 

遠くにこれからチャレンジするオベリスクが見えます。かっこいい!

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↓この写真見たら、雪山かと思うよね。
タダの白砂です。自然の造形美。

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9:50赤抜沢ノ頭到着。オベリスクが間近に見えます。子供達は登攀具をつけて準備完了。
ここから見るオベリスクはかなり急峻に見えます。果たして登れるのか・・・リーダー判断が問われますが、ここはO型、頭で考えてもしょうがないので、ひとまず行ってみることに。

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みんなでオベリスクへのコルまで駆け下ります。
オベリスクのコルになっている部分(賽ノ河原っていうんだっけ?)には、お地蔵さんと、「地蔵岳」の標識が。オベリスクには登れない人が多いので、ここを地蔵岳としてるんでしょうね。

 

オベリスクは、比較的傾斜の緩い(といっても急ですが・・)基部と、突端部との2段ロケットです。

基部は、遠目に見たほどにはしぶくなく、岩場の弱点である凹角部分から登れます。クライミング経験のある、こうき君とゆうきには楽勝。凹角を登り切ったところから突端の付け根に至るルートファインディングが楽しいです。

正面の巨岩をボルダー感覚で登るのもアリだとは思いますが(実際に登っている形跡がある)、少なくともリーチのない子供達にはムリムリ。実はもう一つ秘密のルートがあるんです。

前を巨岩でふさがれたところから左上するバンドがありますので、そこを忠実に辿ると・・・
秘密の入口に到着です。(ここメタボな人にはきついかも。)

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<秘密のルート入口にて。>

最後の突端への登りはクラックにフィックスロープが張ってあるので、A0しまくりで登ります。


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オベリスクのてっぺんは双頭になっていてそれぞれ1m四方ほどで、それぞれのピークにセルフビレイ用のハーケンとボルトが打ってありました。ただ岩質的に確保支点がどの程度の強度を持っているのかはかなり疑問でした。


支点をセットして、ハーネスをつけた子供達がから挑戦!まずはリーチのあるこうき君がチャレンジ。岩には足場が切ってあるんですが、大人用のリーチなので、こうき君でもかなり苦戦。

しばし格闘するも、山頂は大人でも飛ばされそうな強風で、下山時間を考えると子供達の登頂は無理と判断。残念だけど、こうき君を下ろすことに。ゆうきも一応軽くトライ。

みとぴーさんには完登してもらって、てっぺんでポーズとって欲しかったけど、ハーネスがないので、ゴボウでの下りがちと厳しいというご本人の判断で、今回は最後の登りだけは断念。
(実は、たぶん余裕で行けたと思うんですけどね~)

でもオベリスクの突端部分って、オベリスクの最後2割なので、突端基部まで来られただけでも実は子供達にはすごいことなので、よく頑張ったと大人2人で褒めてやりました。

ぜひ彼らにはまたチャレンジして欲しいです。

 

パワーがありあまる2人は、赤抜沢ノ頭への登り返し途中にある、蟻地獄のような砂の斜面で、暴れまくっています。

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さすが沢ヤさん。樋状部分の突っ張り登りは得意科目です。 

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11:30、赤抜沢ノ頭に帰還。11:30。1時間半楽しく遊べました。

あとはまた縦走モードです。後ろ姿がちょっとたくましく感じるねと、みとぴーさんと意見が一致。

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高嶺を越えたところで、ボクが先頭に変わったところで事件発生!
踏み跡がどんどん薄くなってきて、ついにはハイマツのヤブコギに!
あぁ本能的にヤブをこぐようにDNAにインプットされているのね、と自分で納得しつつ、メンバに謝ろうと振り返ったところ、

唖然・・・

みんな大はしゃぎでヤブコギを楽しんでいるじゃないですか。カエルの子はカエル。変態の子は変態なのね・・先行していた「緑のおじさん」(蛍光グリーンのジャケットを着たおじさんに対して子供達が付けたニックネーム)にも怪訝そうな顔をされました。

程なく白鳳峠着(13:30)。このままコースタイム通り行くと16:00のバスがギリギリに。白鳳峠からはかなり急な下り坂。前半はゴーロ状の沢筋。沢筋は子供達も快調に飛ばしてくれてコースタイムの約半分位のペース(約30分)で下りてきました。後半は沢筋から、尾根に乗り上げて余り整備されていない悪路を下りました。道も不明瞭で、地形図を眺めながらの下降です。


先頭は子供達に任せていましたが、気がついたら沢筋に・・・地図では沢に戻ることは無いはず・・・踏み跡も不明瞭になってきたので、自分の位置が確実にわかる箇所まで退却。
どうやらクライマーの子供達は(親も)途中の大岩に見とれてしまって、「ここは5.9のラインが引けるね」などとふざけあっていたら、注意散漫で間違った踏み跡を辿っちゃったようです。

その時、

沢筋の下の方から「おーい」という声が何度も聞こえて、大騒ぎ。

そう、あの「緑のおじさん」の声に違いない。我々が迷ったパターンでそのまま沢筋に入り込んじゃったんだろう。

何かしてあげたいが、あいにく子連れ中、なんどか「おーい」と返答したのみで、あとは下山後に対処すべく、下山を急ぎます。

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その後も、道は荒れていて大変な下りでしたが、なんとか、予定のバスの時刻に間に合う時間(15:35)に下りてこられました。 

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ゲートで「緑のオジサン」遭難しているかもしれないとの情報提供をして、バス停へ。やっぱり無事に下山していればバス停にいるはずの「緑のオジサン」がいなかったので、まだ下りてきてないんだ・・・

と心配した直後、

「イヤー参ったよ~」と声高らかに「緑のオジサン」が・・・

やっぱり迷ったらしいが、元来たところを登り返さずに、途中行く手を阻まむ岩を避けながら、危険地帯をトラバースしてきたとのこと。コワ~、それって道迷い遭難の典型的なパターンでは??

でもまぁ無事で良かったです。乗り合いタクシーの車内で「緑のオジサン」の事情聴取(笑)。

 

帰りには、桃の木温泉 別館 山和荘によって、汗を流してきました。

子供達もすっかり兄弟のようです。

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風呂を上がっても、またUno!やってます・・・

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今回は同世代の友達との山行で、互いによい刺激になったようです。 

再会を誓って帰路につきました。

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息子のゆうき(5年生)と、心優しく穏やかに生きるのみとぴーさん、息子さんのこうき君(4年生)の4人で鳳凰三山を駆け回ってきました。子供達は同世代の子供と本格的な登山をするのは初めて。

これを機に山の楽しさをもっともっと実感してもらうのが、今回のコラボの1つめの目的。同行のみとさんはmixiの「アウトドアグビグビ隊」の隊長。以前三つ峠でご一緒させていただいて、今回が2回目。
昼間はともかく、コラボの2つめの目的である夜の部は果たして隊長について行けるのか、かなーり心配(笑)。

当初、青木鉱泉からの鳳凰三山周遊コースを考えていましたが、青木鉱泉は駐車場が有料なので、夜叉神の森~鳳凰三山~白鳳峠~広河原に抜ける縦走コースに急遽変更しました。

7:00頃夜叉神の森P到着。

7:35出発。ゆうきは夜叉神峠までの道中、ずっとみとぴーさんにマシンガントークで喋り続けてます。一方、夜のおかずを沢山持ってくれているこうき君は、歩き出しということもあってか、やや無口気味・・・

8:40、夜叉神峠着。

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<夜叉神峠にて>

こうきxゆうきは、早速コラボ開始。ライブカメラ用の鉄塔を見つけては暴れまくる。

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<夜叉神峠からは、白根三山の眺めが最高>

ゆうきが余裕そうだったので、こうき君が持ってくれていた夜食のうどんをゆうきのザックに入れ替えて出発。(それでもこうき君のザックの方がずいぶん重いんだけど・・)

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<歳が近いのであっという間に仲良くなった2人>

夜叉神からの道はシラビソの樹林帯の緩斜面の快適な登り・・・のはずが、ゆうきがへたってくる。おーまたかよ・・

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<やや遅れ気味>

「うどん」という都合の良い言い訳を与えてしまったのをちょっと後悔するが後の祭り。スタスタ先行するこうき君とみとぴーさんを尻目にみながらも、マイペースのゆうきを叱咤激励しながら追い立てる。

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<とっても歩きやすく、気持ちの良い登り>

天気も良く、暖かい。白根三山を左に眺めながら気持ちよく高度を稼ぐ。

12:30、苺平で昼食。

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<苺平にて>

13:40、南御室小屋到着。広々として気持ちの良いテン場。小屋でテン場代を払って(子供達はタダ!)早速日当たりの良さそうなところに4人用テントを設営。

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<南御室小屋>

みんなでエアマットを敷いて、腹ごしらえ。

オトナは、ゆうきにボッカさせた冬限定の琥珀エビス

まだ真っ昼間なので、ま、軽く一杯だけ・・・

で、終わるはずも無く、いきなり大宴会。幸せ~。

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馬刺し、おたぐり、ラーメン色々出てきまっせ。

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<馬刺し、おいしそう~!一人4切れ限定ね。>

ゆうきもこうきくんも大はしゃぎ。自分の息子だけだと、どうしても「ご指導モード」になっちゃうので、こういうのも良いね。みとぴーさんも子供たちに優しく声かけしてくれます。

テントの外でマッタリしていた時点でビール500mL缶4本が空きました。

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<2匹のモスラども。>

夕方になり、テントに入ってからは、ゆうきのリクエストで、4人でUno!大会。

と同時に、親達は、ボクの持参したスイスワインで宴会。

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<「変な顔して!」のリクエストに応じて>

夕飯は、みとぴーさんの地元の霜降り牛で、すき焼き。

実は、すき焼きの割り下が、こうきくんのザックの中で漏れてしまっていましたが、みとぴーさんの節約術で事なきを得ました。さすが主婦!味付けも上手で、子供達は、すき焼きの残りで作ったきしめんをぺろっと平らげてました。

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<超高級霜降り牛なのだ>

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<写真のナベは全部ボクの胃袋に>

おなかいっぱいになって、気がつくと、食後の宴会用の酒が無いじゃん!

てなワケで、小屋で350mL缶を4本調達。

子供達をサッサと寝かせて、あとは大人達の宴会の時間。ってずっとか(笑)。

みとぴーさんと2人で山についての考え方、これから行きたい山や登山スタイルの話で、ヒソヒソと盛り上がる。22:30就寝。

いや~、みとぴーさんもよく飲むね~。さすがグビグビ隊長。
これだけ飲める人、うちの会にもいないかも。

夜は風が強いものの、気温は予想ほどには下がらなかったため、2人の子供達はシュラフを剥ぎまくり。4~5回シュラフをかぶせ直しました。

2日目に続くよ。

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 プラスチック部分が無くて焚き火にそのままかけられるビリー缶。プラスチックが溶けるとか燃えるとか余計なことを考えたくないO型人間のために作られたようなコッヘル。

山を始めた高校生の時からずっと欲しかったんです。だけど、時給480円でマクドナルドでバイトしていたマジメな高校生には高嶺の花。

それから15年。大人買いできる年頃になった5~6年前、一念発起して探したのですが、もう時既に遅し。廃番になっていてプレミアがついていたりして、結局買えずじまいでした。

ほとんどあきらめていたところ、キャラバンに勤めている後輩から、自社から復刻版が出ていると教えてもらってましたが、必要に迫られず、延び延びになってたんですが、今回思い切って買ってみました!


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<まぁここまでよくコピーしたね、あっぱれ>

品名は渓流コッヘル3P。価格は3780円、チタン製が全盛の昨今では、3個組コッヘルとしては破格の値段です。山用品は高いと信じ切っているカミさんも、その値段に驚いていました。

さすがに、本物のビリー缶(イギリス製)のように、MADE IN ENGLAND 、BULL DOG BRANDの文字と由緒正しいブルドッグ犬の顔のイラストが入っているわけではないですがサイズも瓜二つ。作りのエエ加減さもそっくりです。MADE IN TAIWANなので、さらにエエ加減な作りになっていますが、そこは関西系O型、じぇんじぇん気にしません。どーせ、すぐにベッコベコになるんだから・・・

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<MADE IN TAIWANです。オリジナルと同じく、造りはまぁソコソコ> 

明日からの山行でデビューです。

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冬山では重宝していた、単三&単四のリチウム電池ですが、富士が取り扱いを中止してしまいましたね。今後はまたアメリカのEnergizerの製品を個人輸入するしかないのでしょうかね。

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リチウム電池の特徴は、低温に強い、軽いという他に、自然放電が少ないという決定的な特徴があります。

まぁライセンス生産している富士がやめるのは勝手ですが、米Energizerの生産は何とか支えたいですね。我が家の災害用備蓄乾電池にもなっているので、世の中から消えてしまうのはイタイです。

Energizerにアメリカ人の友達がいるので、今後リチウム電池をどうするのか、ちょっと聞いてみますね。詳細な情報が分かれば、ブログにアップします。

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以前から欲しいと思っていた小森さんの「日本の岩場」をようやく古本屋でゲットできました。

この手の本はプレミアがついていていることが多く、武藤昭さんの「谷川岳の岩場」などは5万円を越える値段が相場になっていますが、今回この本は1000円で買えてとってもラッキー。

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<表紙>

B5箱入りハードカバーの豪華装丁本。とてもザックに入れて山に持って行く気にはなりません。

もちろん、3年ほど前に買った日本登山体系と同じく古いので、情報自体の信頼度は薄いです。

ただ、この時代の本は、最近のガイド本が広い範囲を網羅し、かつスマートに情報を伝えるということに主眼をおいているのとは対照的に、筆者の息づかいというんでしょうか、自分は山にどう向き合っているのかという想いようなものが伝わってくるような気がしています。

なので、この手の古書を読んだり、昔の人の話を聞くのは大好きです。

まえがきを読んでいても、この本を上梓するにあたり、小森さんがどれほどのこだわりを持っていたかが、びんびん伝わってきます。

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<まえがき1:クリックで拡大>

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<まえがき2:クリックで拡大>

 

収録ルートに関しても、あれもこれも網羅的に載せるのではなく、山域もルートもこれ!というものに絞られてます。

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<目次1:クリックで拡大>

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<目次2:クリックで拡大>

まえがきにも書いてますが、ルート説明に添えられた写真は、光と影にこだわっただけあって、とてもすばらしいす。

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先日谷川で起きた遭難事故の事故調査委員会に出席しました。
事故報告書の作成に向けての、メンバの登攀経歴、装備、各ポイントでの行動判断の根拠や意識などについての意見交換が議論の中心。

この日の議論では、ルート選定、撤退時間の設定、撤退方法の3つで、(結果として)判断を間違えてしまったのかなと感じました。

自分も悩んでいて、まだまだ満足出来ないポイントの一つとして、「登攀における『安全の確保』と『スピード』という相反する項目を一つの山行のなかでいかにバランスさせるか。判断基準をどこに置くか。」があります。

安全を過度に重視する余り、登攀時間が長引けば危険。でも一方では、時間がもったいないからと言って、支点とばしまくって思いっきりランナウトするのも危険だし。安全に帰還するためには、もちろんこれらは両立させなければならないんだけど、両立させるためには3つの選択肢があるのかなと考えてます。

(1)安全マージンを増やす:確実に登れるグレードを上げ、ルートファインディング能力を高める。
(2)スピードのマージンを増やす:登攀スピードを上げ、ビレイ点での無駄な動きをなくす。
(3)両立できなくなりそうな時点で撤退する。

僕自身、まだアルパインクライミングの入り口に立ったばかりで、山行のたびに反省ばかり。
1つ課題が解決すれば、2つ新しい課題が出来てしまう状態。
いつになれば、自分が納得できるクライミングが出来るようになるのかなぁ。
まぁ、あと25年あるし、ゆっくり考えよっかね。

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スイスのワインが手に入りました。

スイスは世界でも五本の指に入るほどのワインの消費国なのですが、国内で生産されるワインの大半を自分たちが飲んでしまうので、輸出に回らないという事情があります。

品質はすっごく良いのですが、このような事情で世界での知名度は低く、日本でもあまり見かけることはありません。

せっかくなので、来週の親子コラボ・鳳凰三山に持って行くことにします。写真はそのワインと、詰め替え用のグランテトラの水筒。そういえばこの水筒、山に持って行くのは久しぶり。

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そういえば、以前、白ワインを奥秩父の八百谷に持って行ったことがありますが、入れ物がプラティパスだったので、「検尿」と言われて、だれも飲んでくれなかったことがあります(笑)。

#実は1万円近くするとっておきのドイツワインだったので、一人で飲んじゃいました。ラッキー!

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プロフィール

  • 神奈川県・広沢寺の岩場から約10分の所に住む、関西系O型39歳。
  • バリエーションを志し、相模ACの門を叩く。1男1女パパで家族サービスとの両立が目下の悩み。

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