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冬壁に向けて、ヒルシーズンの終わった広沢寺でアイゼントレをしてきました。

前日の晩にマタギさんが「広沢寺の山行計画書を会に提出しておいたから、都合付いたら来てね」とメールが。こういう何気ない配慮って、とっても嬉しい。もともと、参加できないはずだったのが、カミさんの配慮で当日朝OKに。残った家事を済ませて少し遅れて参加。

11月はアイゼントレ。同じことを考えている人は多いので、こんなに激混みです。

下も激混み。

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上も激混み。

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到着したら、マタギさんとけんじょうさんがちょうど2本登ったところで、駆けつけ一本、まずは中央右ルートをアイゼンでリード。久々なので緊張する。基本を思い出しながら一歩一歩かみしめながら高度を稼ぐ。

 

その後は、バピヨン(10b)をトップロープで遊ぶ。まずはマタギさんチャレンジ!

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お次はボク。核心部のホールドを取る直前。楽しいルートでした。

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この日は、我々のマタギ、けんじょう、たけのうちパーティの他に、さわどん、いとう、おきつパーティ、しいや親子パーティ、元相模ACのふくしま、みやざきパーティと、関係者だけでも10人。

やっぱ広沢寺は、我らがホームグラウンド!

 

さわどんパーティは時間差昼食。相模ACの新人、おきつくんは元気元気!

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何でもスマートにこなす、けんじょうさん。パピヨン中央にチャレンジ中。

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元相模ACのふくしまさん。振り分け懸垂がしぶい。

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新人おきつ。マルチでの初リード。さわどん指導のもとで、支点工作も初チャレンジ。

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心配そうに眺める、さわどん師匠と、いとーさん。

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さわどんさん、アイゼンでフォロー。安定している。

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左端のルートをアイゼンでリードするマタギさん。その後ボクとけんじょうさん、さわどんさんが、アイゼンをはいてトップロープ。

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14時過ぎから雨が降ってきました。けんじょうさんとナバロン右の小ハング乗っ越し人工ルート(A1)で遊ぶ。

 

雨が降ってくると、クモの子を散らすように、誰もいなくなってしまいました。
人がいなくなって、あらためて見ると岩に映える紅葉が美しいです。

 

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みうらさん、けんじょうさん、おぎわらさんと天王岩へ。

八王子で小雨に降られ、不安を抱えながら現地へ。

上の岩は雨の影響を受けてなかったですが、今日の目当ては5.8クラスのルートが集まる下の岩。

こちらは雨と湿気とでヌメヌメ状態なので、リードするにはちょっと危険と判断し、3本ほどトップロープを張って、ちいせみ、ヒトリシズカ、フタリシズカ、鼠小僧(いずれも5.8)で遊びました。

ぬめっていて手足のフリクションは全く信用できないので、微妙なバランスクライミングのよい練習になりました。フラットソールの性能に頼れず、足の置き方と力のかけ具合をきっちり考えなければならないという意味では、沢でのフェルト靴や登山靴でのクライミングに通じるものがあって、フリークライミングというよりは、本チャン系のよい練習になったと思います。

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<フタリシズカを登るけんじょうさん>

みうらさんとご一緒するのは久しぶりでしたが、とってもバランスがよくなっていることにビックリ。元バリバリのアルパインクライマーだったけんじょうさんも気合い十分で濡れて難度が上がっているルートを次々に越えていく姿はブランクを感じさせません。北岳バットレスを目標に頑張っているおぎわらさんも「ド根性の登り」を見せてくれました。

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<北岳バットレス四尾根が目標のおぎわらさん>

僕は昼食用のパンを冷蔵庫に置き忘れてしまいヒヤリハット。けんじょうさんにおにぎりを1個恵んでもらうことに・・猛省。

最後は天王岩のルート開拓に貢献された名取さんが来てたのでその登りを見学。年齢を感じさせない華麗な登りに脱帽・・・

皆がそれそれに自分なりの課題を得られた一日となりました。

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朝起きるとアルコールが抜けていなくて、二日酔いになる前の超グロッキー状態・・・
気持ち悪いのを我慢して、なんとか南壁にたどり着くと、昨日とは打って変わっての大にぎわいでした。

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<城山南壁>

アップで登ろうと思っていた5.8~5.9のルートは軒並み埋まっていたので、トップロープですが、10aからのスタート。

結局
・ 鎌形ハング1P目(TR)(5.10a):2本
・ フルハムロード(TR)(5.10b)
・ ジプシーマリー(TR)(5.10a)
・ グラシアス(5.9):OS
を登りました。

純さんには鎌形ハング1P目をリードするように言われていたのですが、二日酔いと昨日の事故のことが尾を引いていて、結局トライすることができませんでした。次回の課題です。

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<スクールゾーン(5.10c)をリードする若さん >

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2/5-6は埼玉の会(岩つばめ、クラックス・アルパイン・クラブ)と交流クライミングということで城山南壁へ行きました。そこで残念な事故が起きてしまいました。

本厚木7:00に、えびすさん、おおはしさんをピックアップし、城山登山口8:30到着。
相模大野組はあと30分くらい掛かるとのことで、先に岩場へ。着くと南壁には既に1パーティ取り付いていました。
久々の外岩だったので、どのルートを登るか迷うが、朝一番なので「バトルランナー」の1P目にあたる「とんとん拍子(5.8)」をリード。インドアに慣れていて細かいフットホールドに立つのが怖かったですが、広沢寺同様スメアがよく効くので安心して登れました。トップロープを張ってえびすさんに登ってもらったあと、「アナザステップ(5.9)」をリード。感覚を取り戻してきたせいか、こちらの方が易しく感じました。
登っている途中に相模大野組(香取(静)さん、若さん、高橋(恵)さん)が到着。

次はえびすさんがブルースカイ(5.9)をリード、核心部のハングに差しかかり、ハングを乗越したところのボルトにヌンチャクを掛け、ロープをたぐったところでフォール。
ハングの下にある斜上バンドに右足くるぶしから着地してしまったようです。(僕自身は体を落として止めるのに精一杯でどのように足が着いたかは見ていませんでしたので、周りのメンバーの話ですが。)

ロアーダウンした直後は、気が張っていたのか、本人はただの捻挫だと思われていたようですが、明らかに足首が変形していたので、脱臼か骨折ということで、119番を呼びました。119番してまもなく城山登山口に到着したとの連絡が携帯にありました。当初は僕が背負っておろす予定でしたが、あまり足場が良かったので万が一のことを考え、救急&消防の方達の到着を待つことにし、その旨を救助隊に伝えました。
ストレッチャーに乗せ、消防署の方々10人で25分掛けて登山口へ。その間、僕と静子さんは警察の事情聴取を受けました。搬送先の伊豆長岡の順天堂病院に行くと、右足首の脱臼と複雑骨折で1ヶ月は入院になるとのこと。ただしベッドが無いために、脱臼の処置のみ行って、民間の搬送車で厚木市立病院へ。

本人はもとより、ご家族の悲しげな顔を見ると、ビレイヤーとして、A0するように言うなど、もっと安全サイドに立ったアドバイスできていれば、と申し訳ない気持ちで一杯で、早い回復を祈るばかりです。

夜は遅れてきた純さん、岩つばめのいせりさんたち6人とともに、ラフォーレ修善寺に集合。
体育館で軽くインドア壁を登り、コテージで宴会。今日のこともあって少し飲み過ぎてしまいました・・・

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厚木市主催の子供を対象としたアウトドア教室の一環でロッククライミング体験教室があり、広沢寺の岩場を守る会に講師派遣依頼が来たとの話があったので、手が足りていなかったらビレイくらいは出来るかなと顔を出す。みんな元気いっぱいで、運動靴で取り付いていた。
さすが子供。バランスが良いので登るのは上手い。だが問題はロアーダウン。ほとんどの子供たちは足がすくんでしまい、まともに降りられないところが可愛らしい。
この子供たち、明日は宮ヶ瀬に行ってカヌーをやるらしい。うらやましい・・

午後は対岸の岩場に移り、2本ほど遊んで帰る。

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世の中はお盆休み真っ最中。なのに僕は仕事。ひじょーにつまらん。
というわけで昼休みを利用して、会社から5分の広沢寺へ。
今日は誰もいなくて貸し切り状態だったので、遠慮無くロープを張り、正面右を片っ端から登る。
いい汗をかいたところで時間切れ。たまにはこういうのもいいね。

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門間さん、もりしたさんとで広沢寺に行く。
中央左の小ハングでアブミルートを2本ほどリード、A1位だったらスピードも含めて特に問題なく登れるようになった。
あと、門間さんの提案で小ハングから取り付いて左にトラバースする練習を2本ほどやった。トラバースの途中でクライムダウンしなければならなかったりと、実践的で面白かった。(自分が開拓した「信ちゃん」ルート?と言うらしい・・)
ただし、中央左のバンドはを使うが、そこは浮き石が多いので注意が必要。

対岸の岩場で門間さんにトップロープを張ってもらい、クラックルートに触って遊んで帰路につく。

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門間さん、上夷さんと広沢寺。
遅れて着くと、正面左の小ハング(A1)で上夷さんがセカンドでアブミ中。
それを見ていたら久々にアブミがやりたくなり、僕もリードしてみる。
全然ダメかと思ったら意外にいけた。
アブミは昨年秋に広沢寺の大ハング(A2)を登って以来?(あのときは上夷さんが膝を壊したんだった・・)

これで機嫌が良くなって、フリーのリハビリに取りかかるが、これが何とも・・身体が動きませーん・・

しばらくは集中してクライミングに励もうと心に誓った1日だった。

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プロフィール

  • 神奈川県・広沢寺の岩場から約10分の所に住む、関西系O型39歳。
  • バリエーションを志し、相模ACの門を叩く。1男1女パパで家族サービスとの両立が目下の悩み。

2014年7月

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