沢登り: 2008年7月アーカイブ

会のけんじょうさんがモロクボ沢に行きたいとのことだったので一緒に遡行してきました。遅ればせながら今年の沢はじめ。
新松田駅からバスに揺られて1時間、西丹沢自然教室について入山届けを記入していると館長さんにできればモロクボ沢は自粛してくれと。聞けば前の週にF1で単独者の死亡事故が有ったとのこと。ただ代替案を考えてなかったので、その旨の話をしてくれぐれも気をつけてということで予定通りモロクボ沢に入ることに。
9:45遡行開始。事故のあった大滝、F1では手を合わせてきました。ご冥福をお祈りします。

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<F1前で>

F1は当然巻くが、巻き道のチムニーというのがわからず、手前の涸沢に取り付いてしまい懸垂で降りることになり、ずいぶん時間をロスする(11:00)。
F2のナメを越え、F3~F5は大きな釜のあるナメ滝の連続で、積極的に泳ぎながら取り付く。冷たくて気持ちが良い。ずっと入っていたいくらい。

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<F3を登るけんじょうさん>

F5上の堰堤を越えるとやや渓相は変わるが、変化に富んだ流れが続くので、できるだけ水流に忠実に歩く。水晶沢との二俣を越えてしばらく行った開けた場所食事休憩(12:00)。
S字状ナメなどを越していって、モロクボ沢の頭と畦が丸に突き上げる沢との分岐点では、畦が丸方面を選択する。
花崗岩のザレザレの源頭部は3方向に分かれており、当初真ん中に行くと途中で行き詰まり下降。結局左を詰めて途中から尾根に向かって高度を稼ぎ、登山道へ。
畦が丸の山頂に到着(13:50)、着替えをすませ善六のタワ経由で下山。途中大棚を見物して西丹沢自然教室へ(15:45)。
館長の倉持さんとしばらくお話をしたあと、中川温泉の信玄館で汗を流し、新松田駅で反省会(けんじょうさん、ごちそうさまでした!)。
とても充実した沢山行になりました。

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