山用品の最近のブログ記事

 って、ザックの話です。

北岳バットレス4尾根に行った時のこと。

白根御池小屋でテントを張って、翌日の登攀用具や装備、食料をサブザックに詰めてフライシートの下に置いておいたら、夜中に耳元で「ガジッ、ガジッ」。寝ぼけていて、なんのことかわからず、そのまま放っておいたのですが、朝になってビックリ。

自分のサブザックの雨ぶたに穴が!!

そう、行動食のクッキーとナッツを雨ぶたに入れておいたんだよね・・・
自分のおっちょこちょいに悲しくなります・・・

 

ちなみに目撃したわけでは無いので、ネズミかどうかは不明。
ヤマネかもしれないし、新種の生物かもしれません。

まぁ、おバカな話はおいておいて・・・


そのサブザック、モンベルのバランスライト30なんですが、これまでも苦楽をともにした愛着のあるザックなので、みなとみらいのモンベルに修理に出しました。

以前、アイスクライミング中にアイゼンに引っかけて破ってしまったドロワットパンツの修理の時に、モンベルの修理技術とセンスの良さに感動し、全幅の信頼をおいているので、今回も完全にお任せ。


10日位で修理から帰ってきました。修理代は税抜き1500円。

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今回も上のような感じできれいに直ってきました。仕上がりも価格も大満足です。

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今晩は、労働組合の役員時代にお世話になった組合幹部の方の退職記念で、会社のトップ層以下、総勢200人を集めてのパーティ。幹事だったので早めに会場に向かうが、その途中で新宿西口のICI石井スポーツにトラバース。

 ゴア・ウィンドストッパーの帽子や、BDの軽量カラビナ・オズ&マムートのダイニーマシュリンゲなどを調達しました。

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家に帰ったら、10%OFFの岳人祭の案内DMがタイミング良く来ていて、ちょびっとショック・・・

 

BDのオズとダイニーマシュリンゲで作ったアルパインヌンチャクは信じられないくらい軽いです。

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上の写真の右は普段使っているBlackDiamondのニュートリノとロープシュリンゲで作ったカラビナ、左は今回のBDのオズとMAMMUTのダイニーマシュリンゲです。

 

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103gでも驚きの軽さなんですが・・・

 

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な、なんと74g!!

約30gも軽いです。10本で300g。

缶ビール約1本分です。結局ビールに換算するのね・・・

軽量化オタクではないですが、特に冬は重くなるので、1kg違えば腰に来る負担の差を実感できます。また3kgも違えば確実にスピードに影響してきますので、意識して軽量化に取り組んでいます。

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 プラスチック部分が無くて焚き火にそのままかけられるビリー缶。プラスチックが溶けるとか燃えるとか余計なことを考えたくないO型人間のために作られたようなコッヘル。

山を始めた高校生の時からずっと欲しかったんです。だけど、時給480円でマクドナルドでバイトしていたマジメな高校生には高嶺の花。

それから15年。大人買いできる年頃になった5~6年前、一念発起して探したのですが、もう時既に遅し。廃番になっていてプレミアがついていたりして、結局買えずじまいでした。

ほとんどあきらめていたところ、キャラバンに勤めている後輩から、自社から復刻版が出ていると教えてもらってましたが、必要に迫られず、延び延びになってたんですが、今回思い切って買ってみました!


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<まぁここまでよくコピーしたね、あっぱれ>

品名は渓流コッヘル3P。価格は3780円、チタン製が全盛の昨今では、3個組コッヘルとしては破格の値段です。山用品は高いと信じ切っているカミさんも、その値段に驚いていました。

さすがに、本物のビリー缶(イギリス製)のように、MADE IN ENGLAND 、BULL DOG BRANDの文字と由緒正しいブルドッグ犬の顔のイラストが入っているわけではないですがサイズも瓜二つ。作りのエエ加減さもそっくりです。MADE IN TAIWANなので、さらにエエ加減な作りになっていますが、そこは関西系O型、じぇんじぇん気にしません。どーせ、すぐにベッコベコになるんだから・・・

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<MADE IN TAIWANです。オリジナルと同じく、造りはまぁソコソコ> 

明日からの山行でデビューです。

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冬山では重宝していた、単三&単四のリチウム電池ですが、富士が取り扱いを中止してしまいましたね。今後はまたアメリカのEnergizerの製品を個人輸入するしかないのでしょうかね。

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リチウム電池の特徴は、低温に強い、軽いという他に、自然放電が少ないという決定的な特徴があります。

まぁライセンス生産している富士がやめるのは勝手ですが、米Energizerの生産は何とか支えたいですね。我が家の災害用備蓄乾電池にもなっているので、世の中から消えてしまうのはイタイです。

Energizerにアメリカ人の友達がいるので、今後リチウム電池をどうするのか、ちょっと聞いてみますね。詳細な情報が分かれば、ブログにアップします。

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今日は娘の習い事に橋本まで遠征。3時間の待ち時間を使って、八王子のICI石井スポーツへ。
目的は冬用グローブの新調。今までNorth Face Summitシリーズの「Vertex」グローブを愛用してきましたが、昨シーズンの家族スキーの際に片方を無くしてしまいました(涙)。
このグローブ、インナーが取り外せない一体型タイプで、はめたり外したりするのが面倒くさくなくって気に入っていたのですが、、もう既に廃盤になっていて入手できませんでした。
どうしたものかと思っていたのですが、マムートが出している「エクリプス ソフトシェルLC XCRグローブ」が、暖かいわりには柔らかくで指が曲げやすく、冬のクライミング向けにイイカンジでした。

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かなり値が張る(定価16800円!)ので、ずいぶん迷いましたが、とにかくグローブ無いと冬に慌てることになりそうなので、ドキドキしながら買ってしまいました。 さぁ、この冬、使い倒すぞー。

他には、先月の例会で話題になった「ポイズンリムーバ」、冬用の厚手の靴下を2足買って、しめて2万円。すっかり散財してしまいました・・・

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都内出張帰りにICI石井スポーツへトラバース。

ヒザの側副靱帯の調子が良くなくてここ数年下山時に痛むのですが、PさんのブログワコールのCW-Xは効果があったって書いてあったので購入してみました。9月からリリースされた新柄です。試着してみるとイイカンジですが、値札見てびっくり。たっか。本当はストックやサポートタイツなどのお世話にはなりたくないんですが、まぁ良い年頃なので、しょうがないですね・・

あとは以前明星P6を登ったときにガイドのパーティが使っていたメトリウスのイージーデイジーがすっごくよさそうに見えたので、試しに買ってみました。使い方に癖がありそうなので、実戦デビュー前にちょっと練習が必要ですね。

いずれも、次回のアルパインでデビュー予定です。

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1年を通じて、山や海などのフィールドに出かける我が家には必須のコンパクトデジカメ、これまではコニカミノルタのDimage Xgを使ってきたが、4年経ったので新調することにした。

今回購入したのはオリンパスのμ850SW。浅田真央がCMしているもの。

最大の特徴は3m防水でショックプルーフ構造になっていること。通常のデジカメは動作環境が0~40℃のものが多いけれど、これは-10℃まで動作保証しており、冬山やスキーの時にも安心。

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気づいた点と言えば、冬にグローブをはめて操作することを考えると、ボタン類がもっと大きいと嬉しいかな。まぁ、コンパクトデジカメだからしょうがないのかもしれないけど。

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都内出張の帰りに某登山用具店によって、お盆に予定している息子との北アルプス縦走用のこまものと、最近の軽いメット、キャメの#1を買いました。

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メットもカムも気がつけばBlackDiamond、決してBDフリークってワケじゃないんですが、安いので僕の山用品はモンベルとBDばかりです・・

キャメロットのシュリンゲに書いてあった言葉「Warning: Climbing is dangerous」(訳:「警告:クライミングは危険です」)に思わず笑っちゃいました。だって当たり前やん!

アメリカのような何でも裁判しちゃう国では「注意書きが無かったから、クライミングは危険とは思わなかった。キャメが外れて落ちてケガしたから損害賠償しろっ」って話になるのかな??

 

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ボーナスで、2008年6月号のロクスノに出ていたポータブルロックを買ってみました。

先週末自宅で組み立て、本日、会社のジムに設置してみました。

ホールドは中級にしてますが、軽く遊んでみた範囲では結構良い感じです。

ストイックに指懸垂するよりは、良い感じ。

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(ちょっと作りが雑ですが、値段相応かな・・)

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僕はハンマーにMIZO「ロカ」の穴有りタイプを使っています。非常に使いやすくて岩も沢もこれ1本で済ませています。ロカで十分軽い(465g)のですが、さらに軽い「チコ」が出ました。重量はなんと310gだそうです。ロカよりもヘッドを小さく、ピックも短くし、シャフトの肉厚も薄くすることで155gの軽量化を達成しているとのこと。

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10数年前、当時の彼女(=今の奥さん)とのバイクツーリング用に購入したスタンダードのC470という重たいアマチュア無線のトランシーバを使い続けてきましたが、ちょうどボーナス時期に壊れてしまった(笑)ので、ネットオークションで新品のトランシーバをゲットしました。

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今回買ったのは、スタンダードのVX-7です。重量260gで50/144/430MHzのトリプルバンド、AM/FMラジオも聴けるという優れもの。バッテリーは標準はリチウムイオンですが乾電池での運用も可能など、10年の技術の進歩にただただ驚かされます。(オプションで高度も測定できるようになるようです)しかも水深1mに30分耐えるというJIS等級7種防浸型相当の防水仕様なので、面倒臭がりの僕の性格にもピッタリ。
近所の小田原無線小型スピーカー付きマイク(MH-57A4B)と単三2本用アルカリ乾電池ケース(FBA-23)、ソフトケース(CSC-88)も購入。

あと、短いアンテナ(写真下)も併せて購入。付属のアンテナ(写真上、175mm/33g)に比べてとてもコンパクト(55mm/7g)なので、アンテナを付けたままザックに入れてもじゃまになりません。

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元々260gで軽量なのですが、オプションの電池パックに単三リチウム電池を入れて、コンパクトアンテナに付け替えると、さらに215gまで軽量化できます。

軽く使用した感じですが、高機能だけに細かい設定は面倒です。加齢も伴ってかマニュアル無しには使いこなすのは不可能ですね。まぁ山で使うには、まずは周波数の選択と送信、誤操作防止のキーロック、音量とスケルチの調整の基本機能だけで十分ですけどね。基本機能の中ではスケルチ調整がダイアルを使って片手で調整できず少々面倒です。小さいボタンを押す必要があるので冬山に手袋で操作するのはちょっと困難、あらかじめ調整しておかないと手袋を脱ぐハメになります。

こちらも昨日の記事同様、今週末の八ヶ岳でデビュー予定です。  

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これまで使っていたヘッドランプ(ペツル・ティカ)は、テント内やテン場周りの行動には不満はなかったのですが、夜明け前から行動する際には照度が不足して不安感が大きくだったため買い換えました。
白色LEDの技術はこの1~2年で大きく技術が進み、数年前と比べると格段に明るいものが出回るようになってきました。

ICIで色々なヘッドランプを試してみてBDの「スポット」を買いました。価格は5000円位でした。
スポットにした決め手は名前の由来(と思われる)強烈なスポット光です。本当に明るく、直視すると目を痛めてしまいそうです。

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超高輝度LED1個とLED3個の計4個で構成されていて、単4の電池を3本使います。超高輝度LED1個でビシッと照らす「スポットモード」と、LED3つで照らす「ぼんやりモード」を、それぞれ3段階の照度で切り替えられるようになっていますので、利用シーンに応じて多彩な使い方が出来そうです。重量も電池込み85gなので、これまで愛用していたティカとほとんど変わらないところも良いです。

今週末の八ヶ岳でデビューさせる予定。

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これまではバランス感覚が悪くなってしまうのではと、ストック購入は躊躇ってきましたが、膝の怪我を機にストックを購入しました。買ったのはLEKIのMUコンパクトアンチコルク。最大長115cm、1本あたり230gのものです。


 

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先日の広沢寺で初デビューさせましたが、確かにみんなが好んで使う理由がよくわかりました。登りも下りも膝の負担が半分くらいになった感じです。

ストックの役割は、バランス保持(前後左右の動き)の補助と登下降(上下)の補助の2つがあると思いますが、平衡を保つ筋肉が衰える気がするので、単なるバランス保持に乱用するのはどうかと思いますが、登下降時の関節への負担軽減には、非常に効果的だと思います。
(今頃何を言ってるんだという感じですがね・・)

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先日紹介したEnergizerの単4リチウム電池が3月初旬より日本でも富士フィルムから発売されることになりました。定価は4本で1600円なので単3リチウムと同価格ということですが、そんなに強気に出て大丈夫しょうか。

参考情報
軽量・大容量でモバイル機器に最適 日本初登場「単4リチウム電池」新発売

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自己脱出用のために、芯を抜いて外皮にたるみを持たせたシュリンゲでマッシャー結びをすると、メインロープに対して非常によく効き、ゆるめるのも簡単です。(幸い本番ではまだ使ったことがないですが)

今日は事情があってその芯抜きシュリンゲを作り直しました。

作り方は、7mm x 2mのロープから50cm程芯を抜き、(このとき反対側はあらかじめ溶着させておかなければなりません。)芯だけ切断、端面を溶着して、外皮を均等にたるませます。
あとはふつうにダブルフィッシャーマンで輪にするだけです。

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芯を抜いた分だけ、少し太くなります。

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通常のシュリンゲに比べて柔らかい感触になるので遊びがいがあるのか、すぐに娘のおもちゃになってしまいました・・

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冬山になくてはならない手袋。高校・大学時代は、手にぴったりフィットする小さい手袋の上に分厚いハンガロテックス(ハンガロン)手袋をはめ、その上にゴアテックスのオーバー手袋をかぶせていました。
オーバー手袋はブカブカのフリーサイズでしたので細かい作業をするのは非常につらかった記憶があります。

その後、一昨年まではモンベルの「システム3グローブ」を使っていました。これはアウターシェル、ゴアテックスインサート、フリースインナーの3層構造になっていて、アウターとインナーはいろいろ組み合わせを変えられるという特徴を持っています。これによって調節の幅が広がるため、一般的には便利なのでしょうが、僕には非常に使いにくいものでした。

特にフリースインナー手袋だけになりたいのに、黄色いぺらぺらのゴアテックスインサートもフリース手袋と一緒に脱げてしまうことも多く、結局アウターシェルにゴアテックスインサートはめなおすのに時間がかかってしまい、テキパキ行動したい冬季登攀にはあまり向いていないように感じました。
というわけで、昨年はもっと使いやすい手袋を色々と探しました。

とりあえずの要求条件は以下の4つでした。
(1) アウターシェル自体にゴアテックスインサートが一体になっていること。
(2) アウター単体で手袋として使えること。(さらにフリースのインナーがついていればなお良い)
(3) アウターの手のひらや指先が、耐久性があって滑りにくい素材であること。
(4) しなやかで、特に小指が曲げやすくて痛くならないこと。
(僕個人的には握力温存のために重要なファクター)

いくつかの手袋が候補にあがりましたが、結局The North FaceのSummitシリーズの「Vertex Glove」にしました。
(今年はさらにモデルチェンジしているそうです。)
昨年12月の八ヶ岳西面で本格デビューしましたが極めて快適でした。他のと比べたわけではありませんが、満足できるクォリティだと思います。

ちなみに、先週末行った御殿場プレミアム・アウトレットには、昨年までのモデルが値下げされて10000円位で売られていました。

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僕のテープアブミは、Daxの最上段のみプレートになっているポピュラーなタイプを使っています。
これは基本的には4段なのですが、門間さんのアドバイスにより、思い切って最下段を切ってしまい、3段モノにしてみました。
先日の三つ峠でその3段アブミを試してみましたが、短いだけあって、引っかかることも少ないし、絡んでも対処するのが格段に楽になりました。空間リッジを登った限りにおいては、A2のルーフ部分も含め、最下段があればなぁ・・と思う瞬間は特にありませんでした。結構イイ感じですよ。

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冬山の季節いよいよ到来です。冬山では単三リチウム電池にお世話になっている方も多いと思います。
しかし最近は単四の電気製品が多くなり、僕自身も山道具のうちデジカメ、ラジオ、ヘッドランプ、非常用携帯充電器など、多くの山用電化製品は軽量化のため単四仕様にしています。これらは冬季は低温性能が比較的マシなニッケル水素を使っていますが、リチウムに比べると明らかに力不足で、単四のリチウム電池が有れば良いなぁと思っていました。これだけ単四仕様の道具が氾濫しているので、僕の他にもそう思っている人はきっと多いと思います。

某有名掲示板でゲットした情報ですが、単四リチウム電池って実はあるんですね。日本ではまだほとんど知られていないようです。
アメリカのEnergizer社から販売されています。(実は富士の単三リチウム電池も同社のOEMです。)
4本セットで実売9ドル程度でした。

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富士フィルムもOEMなのですから、単3だけでなく単4リチウム電池も日本国内で販売してくれませんかねー。
ただ、関税局のサイトから関税率を調べたところ、電池は関税がかからないので、国際郵便料金の上乗せだけでOKなようです。
共同購入すれば個人輸入で入手できそうですね。

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昨日近くのDIY店(ケーヨーD2厚木店)で逸品を発見しました。

ネオプレンのソックスが598円!長さもショート、ミドル、ロングとありました。
モンベルのように美しい立体裁断ではないですが、写真のミドルサイズのものは沢でも充分使えそうです。

僕はモンベルの沢用ソックスを既に持っているので、ジム履き用にスリッポンタイプのショートソックスを買って帰りました。これでこの冬は快適に過ごせそうです。

ケーヨーD2って掘り出し物が多いので、かなり気に入ってます。
ちなみに、ここでは型落ちの単三リチウム電池が破格の2本400円で売ってます。残り少ないので早い者勝ちです。

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ども、フィラデルフィアからです。

みなさん山での電池、皆さん何使ってます?僕は春~秋は全ての電池を充電型の電池に統一しています。コスト、容量、使い勝手など、とりあえず要求条件をほぼ満足してくれていると思います。
ただし、メーカの説明不足だと思いますが、自己放電率が極端に高いので使う前に充電しないと空っぽということもあり得るので要注意です。
またアルカリのように徐々に電圧が落ちるのではなく、容量末期までほぼ1.2Vという放電電圧を保ち、その後急激に電圧降下するので、それなりの注意が必要です。

冬はリチウム電池で決まりと言われてます。コストを度外視すれば・・

富士フイルム 単三リチウム電池

単三電池で1本300~400円前後というコストはなかなか受け入れ難いものがあります。それでも低温でのすばらしい放電特性(室温の約40%の性能を維持)、重量が軽く、自然放電がほとんど無いなど山用途には本当に理想的です。あと願わくば単4型を発売して欲しいですね・・・
(昨年末にパッケージ&容量変更があり、近所のDIY店では旧パッケージ品が市価の半額程度で売られています。)

ところで最近はデジカメ普及の影響でニッケルマンガン電池という種類のものが出ています。これは乱暴にいえば、アルカリ電池の電極である、二酸化マンガンを、ニッケル水素電池の電極材料であるオキシ水酸化ニッケルをと入れ替えたものです。(もちろんそれだけではないんですが・・) デジカメなどの大電流で長持ちする特性になっています。
東芝 GigaEnergy
パナソニック オキシライド乾電池
最近、ニッケルマンガン電池系で「アルカリ電池に代わる40年ぶりの新電池」という誇大広告で「オキシライド乾電池」というのが、売られていますが、初期電圧が高い&内部抵抗の低いことを考え合わせると「汎用電池」と言い切るにはちょっと問題あるような気がするのですが・・・>松下電池さん?
(GigaEnergyのように「デジカメ専用」と言っておいて、あとは自己責任で使ってちょーだいと言う方がユーザーから見るとすっきりします。)

さて本題なんですが、このニッケルマンガン電池、低温では使えるのでしょうか?一般的にアルカリ電池の低温特性は最悪(室温比1/20)で問題外ですが、ニッケル水素は室温比約30%で、リチウム電池の40%と比較してもまずまずの低温特性を持っているようです。(室温との比だけで言えば、ニッケルカドミウム(NiCd)が最高なんですが、もともと室温での容量自体が小さいので、最近大容量化が著しいニッケル水素の方がかけ算すると勝つんですよね。)
で、当のニッケルマンガン電池はこれらのハーフのような電池なのですが、低温での起電力降下はどちらに近いんでしょうね。
僕も一応理系の端くれなので、こんどリチウム電池、アルカリ電池、ニッケルマンガン電池、充電型のニッケル水素電池あたりを冷凍庫(-18℃)に入れて放電特性でも測ってみようかな・・

回路的にもたぶんリチウム電池が使えればニッケルマンガン電池も使えると思います。

最後に電池の一般的な基礎知識についてわかりやすく書かれたサイトを紹介しておきます。
ニッケル水素電池のすすめ(前編)
ニッケル水素電池のすすめ(後編)

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プロフィール

  • 神奈川県・広沢寺の岩場から約10分の所に住む、関西系O型39歳。
  • バリエーションを志し、相模ACの門を叩く。1男1女パパで家族サービスとの両立が目下の悩み。

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