飯・風呂・酒: 2006年11月アーカイブ

山での楽しみと言えばテントでの宴会ですが、僕は完全にビール党。合宿にはビア樽を担いでいきます。
今日は発泡酒の話題。今年に入っておいしい発泡酒が出てきましたよ。「金色系発泡酒」と勝手に呼んでいます。テン場でもよく見るようになってきました。缶が金色なだけでおいしい気分にもなるから不思議ですよね。

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● キリン 円熟 (2006年2月15日発売)
公式 HPに「このコクを出せるまでに11年かかりました。」と書いてあるとおり、味わい深いコクがあります。第3のビールも、このくらい深みがあれば良いんですが、発泡酒で11年もかかるんだったら、その他の雑酒では何年かかるのかな・・・

● アサヒ 贅沢日和 (2006年11月7日発売)
今年アサヒから出た「プライムタイム」と「贅沢日和」は、個人的には「スーパードライ」以来の出来映えだと思っています。そもそも金色系発泡酒は、アサヒが「本生ゴールド」で開拓した分野だと思うのですが、ビール事業の立て直しを図っているうちに出遅れてしまったのでしょうが、このラインナップなら出遅れも納得できます。本生ゴールドに比べてさらに芳醇感がアップしており、なおかつとても飲みやすくなってます。

● サッポロ 雫 (2006年5月17日発売)
ラベルの金色感はイマイチですが味は金色系を狙ってます。「雫」というわかりにくいネーミングで損している気がしますが、味は苦みとフルーティさが混在している感じ。

どれもこれまでの発泡酒と比べると格段に美味しく、目指しているところは近いのですが、「円熟」がコク感に軸足を置いているのに対し、「贅沢日和」はまろやかすっきり感がウリなのでしょう。「雫」は総合的なプレミアム感を大切にしているといったところでしょうか。

サントリーも「プレミアムモルツ」に続いて、発泡酒でも頑張ってくれることを期待していまーす。
(10/17に発売になった「あじわい冬生」がもしかしたら金色系に当たるのかもしれませんが、「冬季限定」に逃げているところに本気度が感じられないです。味もいまいち。)

コストメリットで急速に売上を伸ばしている第3のビール、逆にシェアを落としながらも「プレミアムモルツ」や「プライムタイム」など高級感と味のバラエティを増やして利益率確保の戦略をとるビールの狭間にあって、発泡酒は今後どうなっていくのかと心配していましたが、これら金色系発泡酒が出揃ったことで「この値段にしては美味しいよね」というコストパフォーマンス感を強める方向で進むのでしょうか。個人的には大歓迎です。これらの発泡酒、それぞれの味からメーカーの「想い」が伝わってくるので飲んでいて気持ちが良いですね。

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現在、人事部にいる関係上、仕事での飲み会が多く、飲み代は毎月10万円超。もちろん全部自腹なので、何のために仕事をしているのかわからない状態です。毎月エスパースのジャンボテント一張り分を消費しているだけあって、居酒屋&グルメ情報ばかりが増えていくテイタラクです。

と言うわけで、連日のように繁華街パトロールをしているわけですが、今回は僕のグルメ店リストのなかから、クライミングに良さそうなメニューを出す店を紹介します(無理やりクライミングに繋げているとのツッコミは無しでお願いします・・・)。まずは、関節を酷使するクライミングにはコラーゲンとヒアルロン酸の補給が必須!というわけで、今回は「博多の水炊き」で行きましょうか。

花善 (東京都新宿区西新宿7-9-18 第3雨宮ビル1F)
博多中州の華味鳥の姉妹店。新宿西口大ガード近くにあります。

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さかえや (神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-8 クイーンズスクエア横浜アット!2nd 3F)
首都圏と大阪に支店がありますが、僕の行きつけは横浜みなとみらい本店で、at!(アット)2ndの3Fにあります。入り口のエレベータがわかりにくいので注意。

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いずれの店も、当然おすすめは「水炊き」です。
これだけのスープを作るのに何日かかるんだろうと思わせる白濁スープは、そのままでもOKですが、ポン酢や塩を入れてもおいしいです。

最後に、ウラ情報ですが、最後に雑炊を頼んである時はご飯が来る前に出来るだけスープを飲んでおくことです。ご飯が来た時には、既に鍋はからっぽ。店員さんに向かって満面の笑顔で「いや~、美味しくてついつい・・」と言うと、そっとスープを足してくれることでしょう。

さて、この「水炊き」、自宅でも作れますが、その時には注意が必要です。長く煮込む分鶏肉の品質が良く現れます。(スーパー等で市販されている普通の鶏では正直臭くて食べられません。)
で、地鶏を探すわけですが、僕のお薦めは石川県にある、とり農園白軍鶏、濃厚なのですが、後に引かないスキッとした味です。

ここで紹介したとり農園の白軍鶏は部位別に切り分けられた1羽分の鶏が丸ごとパックされており、これ一袋で5人分くらいの水炊きが作れます。値段も比較的お手頃なので、おすすめです。

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先日(2006/11/19)のボッカトレで大汗書いた影響か、今日は朝から水分&塩分不足気味で、会社で梅こんぶ茶を飲みまくっています。てなわけで、無性に塩ラーメンを食べたくなり、職場(初台)の近くのラーメン屋を検索すると、どうやら東京オペラシティの裏に「嗟哉(あなや)」という評判の良い店が有ったので、昨日と今日の昼食に行ってみた。

昨日はまず手始めに定番っぽい「塩ラーメン」を注文したが、ミネラル分たっぷりの岩塩系で、手間ヒマかかっていることが一目瞭然、つるつるの自家製細麺との相性も良く、スープも飲んで完食。

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今日は「濃厚魚出汁ラーメン」を注文。昨日の塩ラーメンよりやや太い麺が使われていた。濃厚と言うだけあってスープはかなり濃いが、決して塩辛いわけではなく魚が液体になって入っている感じで、後味も良いです。

職場から歩いて5分以内のところにこんな店があったとは盲点でした。他にも鶏系の創作メニューやつけ麺もあるようなので、ちょくちょく通ってみる予定。

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